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クライアント側での削除操作の再同期に関する前提条件と規則
クライアント側での削除操作後の前提条件と規則における「未削除」とは、「コンテンツ」 > 「削除を復元」を選択するか、対応するツールバーボタン をクリックすることにより、削除されたアイテムが復元されたということを意味します。また、「有効なノード」とは、削除済み階層に含まれていないノードのことです。
前提条件
削除の競合アイコン が表示されているノードを移動する場合、そのノードは最初は未削除の状態 (解決済みの状態) だったということになります。
未削除のノードは、通常の有効なノードと同様に操作することができます。
親ノードの解決を選択すると、すべての子ノードについて、削除の競合が解決されます。子ノードの解決を選択すると、親ノードとその子ノードが解決されます。
競合のナビゲーションアイコン が表示されているノード自体には、実際の競合は存在しません。そのため、このアイコンが表示されているノードをクリックしても、競合が存在するアイテムのヘッダーや編集可能なアイテムのプレビューは表示されません。こうしたノードの行を未削除の状態にすることはできません。
競合のナビゲーションアイコン が表示されているノードをクリックしても、削除済み階層内に存在する実際の削除の競合は解決されません。
グレーアウトされているノードの規則
グレーアウトされているノードの移動やコピーを行うことはできません。
グレーアウトされているノードを使用してトレースを作成することはできません。
グレーアウトされているノード間で有効なノードを移動することはできません。
有効なノードをインデントして、グレーアウトされているノードの子ノードにすることはできません。
グレーアウトされているノードの上下に有効なノードを移動する場合、グレーアウトされているノードは無視されます。たとえば、グレーアウトされているノードのすぐ下またはすぐ上に表示されている有効なノードを上に移動すると、グレーアウトされているノードの上に位置する最初の有効なノードの上に配置されます。有効なノードを下に移動する場合も、同じ動作になります。
グレーアウトされているノードに実際の競合が存在しない限り、編集可能なアイテムのプレビューがグレーアウトされているノード用に表示されることはありません。
削除の競合の規則
サーバー側で変更されたノードを何らかの方法で削除すると、削除の競合アイコン が表示されます。サーバー側で同じノードを削除すると、例外が発生します。
サーバー側で変更された、削除済み親ノード内の子ノードについても、削除の競合アイコン が表示されます。
削除の競合は、その競合が発生したノード上に保持されます。削除の競合が存在するノードを移動すると、その競合の解決後も、ノード上に競合が残ったままになります。このノードを、削除された親ノード以外のノードに移動した場合でも、ノード上に競合が残ったままになります。この場合、削除の競合が最初からノード上に存在することになります。