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複数行の編集モードで保留中のインポートを開く
Windchill RV&Sは、ドキュメントのインポートとエクスポートを行うための複数のGateway インテグレーションをサポートしています。Gatewayの詳細については、『Windchill RV&S Gateway User Guide』を参照してください。
GatewayImport ウィザードを使用して外部のドキュメントを Windchill RV&S のドキュメントにインポートする場合、通常は、Windchill RV&S Server に直接インポートするためのオプションを選択します。ただし、Microsoft Word ドキュメントをインポートする場合は、保留中のインポートを作成するためのオプションを選択することができます。このオプションを選択すると、Word ドキュメントのコンテンツはサーバーにはインポートされず、クライアントマシンの一時的な場所にコピーされます。Word ドキュメントをレビューしてサーバーにコミットするための操作を実行するまで、保留中のインポートはこの一時的な場所に保管されます。
保留中のインポートは、GUI と自動化された状況の両方で使用されます。ドキュメントをサーバーに保存する前に、「ドキュメント」ビューで変更内容をレビューし、必要に応じて追加の編集を行う場合は、保留中のインポートオプションを使用します。このレビューは、Word ドキュメントを再インポートしてからすぐに行うことも、別の日に行うこともできます。詳細については、『Windchill RV&S Gateway User Guide』の「Reimporting Content」を参照してください。
Windchill RV&SClient にログインし、再インポートされたドキュメントを初めて開くと、保留中のインポートであることを示す黄色いバナーが表示されます。複数行の編集モードの場合、すべての保留中のインポートが「ドキュメント」ビューに表示されます。再インポートにより加えられた最初の変更を元に戻したりやり直したりすることはできません。ただし、ドキュメントを開いてから行った追加の編集内容については、元に戻したりやり直したりすることができます。ドキュメントまたはクライアントを閉じる前に、すべての変更を保存または破棄する必要があります。
保留中のインポートをすべて表示する
レビュー待ちの状態になっている保留中のインポートをすべて表示するには、「ドキュメント」 > 「保留中のインポートを表示」を選択するか、対応するツールバーボタン をクリックします。「保留中のインポート」ビューの上部には、接続しているすべてのサーバー上に存在する保留中のインポートの合計数が表示されます。各サーバー接続について、そのサーバー上の保留中のインポートがタブに表示されます。このタブ名の形式は hostname:port で、この名前の後ろにインポートの件数が付加されます。
各タブは、アルファベット順に配置されます。先頭のタブが常にデフォルトのタブになります。
サーバーに接続できない場合、ビューの読み込みがキャンセルされた理由がタブに表示されます。また、「再読み込み」をクリックするとビューの読み込みが再実行されるという内容のメッセージもタブに表示されます。接続の資格情報を正しく入力すると、このサーバー上に存在するすべての保留中のインポートがビューに表示されます。
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ビューを起動する際に使用したものと同じユーザー ID を使用して、接続を取得する必要があります。別のユーザー ID を使用して接続を取得すると、ビューの読み込みがキャンセルされます。
接続しているどのサーバー上にも保留中のインポートが存在しない場合は、そのことを通知するメッセージがいずれかのタブに表示されます。
「保留中のインポート」ビューの各タブには、組み込みの「アイテム」ビューが表示されます。このビューで、対象のサーバー上に存在する保留中のインポートを確認することができます。
選択したサーバー上に保留中のインポートが多数存在する場合は、フィルタを使用して、表示される保留中のインポートを絞り込むことができます。「保留中のインポート」ビューでは、「次の文字列を含むアイテムを検索」テキストフィルタと「追加条件」フィールドフィルタの両方を使用することができます。
組み込みの「アイテム」ビューに表示されている列を修正するには、その列のヘッダーを右クリックして「列の構成」を選択します。デフォルトの列は、「ID」「タイプ」「サマリー」「状態」「プロジェクト」です。
ビューを手動で更新して新しい保留中のインポートがないかどうかを確認する場合や、サーバー接続を手動で更新する場合は、キーボードの F5 キーを押すか、「ビュー」 > 「最新の情報に更新」を選択します。
「保留中のインポート」ビューを使用して保留中のインポートを開く
以下に示すいずれかの操作を「保留中のインポート」ビューで実行することにより、保留中のインポートを「ドキュメント」ビューで開くことができます。
「ドキュメント」 > 「ビュー」を選択する。
右クリックして「ドキュメントの表示」を選択する。
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Enter キーを押すか、選択した保留中のインポートをダブルクリックすると、その保留中のインポートが表示モードで開きます。
保留中のインポートを「ドキュメント」ビューで開くと、保留中のインポートであることを示す黄色バナーがドキュメントの上部に表示されます。保留中のインポートは常に複数行の編集用に開きます。ドキュメントをレビューし、追加の編集を行うことができます。ドキュメントをサーバーに保存する前に実行できる操作には、以下が含まれます。
フィールドを編集し、コンテンツ行の移動と挿入を行う
行を削除する
行に対して行ったすべてのフィールドの編集内容を元に戻す
削除した行を元に戻す
一連の変更内容をすべて破棄する
エラーがある保留中のインポートまたはWindchill RV&SClient の予期しないシャットダウン後に復元された保留中のインポートを開くと、黄色のバナーが表示されます。詳細については、保留中のインポートエラーを参照してください。
CLI を使用して「保留中のインポート」ビューを開く
CLI を使用して、--g オプションが指定された im viewpendingimports コマンドを実行すると、「保留中のインポート」ビューを開くことができます。--g オプションを使用しない場合、エラーが表示されます。CLI を使用して保留中のインポートに対して実行できる操作は、「保留中のインポート」ビューを開く操作だけです。