CLI でデータベースからプロジェクトを削除するには
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si deleteproject の使用に関する詳細なヘルプは、CLI で man コマンドを使用して参照できます。
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CLI で次のコマンドを使用します。
si deleteproject [subcommmand] value
値 を --mark サブコマンドとともに使用して、現在の削除セッション用のプロジェクトを指定します。
si deleteproject のサブコマンドには以下があります。
• --commit は、マークされたオブジェクトを完全に削除して削除をコミットします。
• --dump は、現在の削除セッションで削除のためにマークされたオブジェクトをダンプします。プロジェクトがマークされている場合は、コマンドによって、プロジェクトのバックアップがデータベースのバックアップ テーブルに再帰的に作成されます (プロジェクトがダンプされます)。ただし、このサブコマンドでは、これらのプロジェクトによって参照されているすべてのメンバー、サブプロジェクト、およびバリアントはエクスポートされません。ツリー内のオブジェクトだけがエクスポートされます。プロジェクトのバックアップは後から復元できます。
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--dump サブコマンドを使用する前に、isutil -c cmdbbackupcreate コマンドを使用してデータベース内にバックアップ テーブルを作成する必要があります。
バックアップ テーブルを作成、移動、移行するには、次のコマンドを使用します。
• isutil -c cmdbbackupcreate は、データベース内に一連の空のバックアップ cm テーブルを作成します (まず暗黙的な runcmdbbackupdestroy 操作を実行)。
• isutil -c cmdbbackupdestroy は、新規テーブルを作成せずに、データベースからバックアップ テーブルを削除します。
• isutil -c cmdbbackupmigrate は、データベース内のバックアップ テーブルを新規のスキーマ バージョンに移行します。
バックアップ テーブルを作成後、作成されているか検証します。たとえば、データベース内の B_CMPROJECT テーブルを検索します。
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• --mark は、オブジェクトおよびそれらに従属しているオブジェクトを新しい候補としてマークして、削除セッションを開始します。このサブコマンドによって、どのオブジェクトを削除ターゲット (削除するプロジェクトやアーカイブ) とし、どのオブジェクトを保持する候補とするかが決定されます。
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Windchill RV&S Server でサポートされる削除セッションは、一度に 1 つだけです。--mark サブコマンドをもう 1 つ呼び出してターゲットを追加することはできません。
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削除されたプロジェクトを後で復元しても、保持された候補と復元されたプロジェクトとのリンクは維持されません。
• --rollback は、データベースを変更せずに削除セッションをキャンセルします。このサブコマンドは、コミットよりも前のフェーズでだけ使用できます。
• --status は、現在の削除セッションのステータスを表示します。
si deleteproject のコマンド オプションには以下があります。
• --「no」deleteIfInUse を --mark サブコマンドとともに使用すると、使用中のターゲットを削除するかどうかを指定できます。使用中としてマークされるのは、ツリー外のプロジェクトまたはアーカイブのいずれかを参照している場合です。
• --「no」links を --status サブコマンドとともに使用すると、コミット時に切断されるすべてのリンクの一覧を表示できます。
• --「no」recurse を --mark サブコマンドとともに使用すると、サブプロジェクトに再帰するかどうかを指定できます。デフォルトでは再帰します。
• --「no」targets を --status サブコマンドとともに使用すると、すべての削除ターゲットおよび削除されないターゲットの保持される理由を表示できます。