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範囲フィールド
範囲フィールドは、数値フィールドと関連付けられた計算選択肢フィールドです。範囲の制限および関連付けられたフィールドは計算式に格納され、範囲カテゴリ名とアイコンは選択肢アイテムとしてデータベースに格納されます。関連付けられた数値フィールドに値が入力されると、範囲フィールドに適切な範囲カテゴリが表示されます。範囲フィールドは、数値データのしきい値を定義したり、そのデータの大まかな概要を示す場合に役立ちます。たとえば、プロジェクトタイプに、「Critical」のマークが付いた不具合アイテムの数を表示する「Critical Defects」という名前の整数フィールドがある場合、「Critical Defects」フィールドのアイテム数に基づいて次の範囲カテゴリのいずれかを表示する「Defect Status」という名前の範囲フィールドを追加できます。
Golden("Critical Defects" = 0)
Acceptable(1 <= "Critical Defects" <= 6)
Watch(7 <= "Critical Defects" <= 19)
Trouble(20 <= "Critical Defects")
各範囲カテゴリに対してカスタマイズされたイメージを使用するか、アイテムのプレゼンテーション テンプレート デザイナを使用して、範囲カテゴリごとに異なる範囲フィールドを表示して、範囲フィールドに視覚的なインジケータを追加することもできます。たとえば、「Defect Status」フィールドで、Golden を白の背景と黒のテキストで表示し、Acceptable を白の背景と青のテキストで表示し、Watch を黄色の背景と黒のテキストで表示し、Trouble を黄色の背景と赤のテキストで表示することができます。
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タイプごとに異なる範囲カテゴリ名やアイコンを指定することはできませんが、タイプごとに異なる範囲制限を指定することはできます。
範囲フィールド値は、関連付けられた数値フィールドに基づいて自動的に決定されます。範囲フィールドは、「アイテムの詳細」ビューでは編集できません。
範囲フィールドに、外部情報関数を使用する計算式を含む関連フィールドを含めることはできません。
範囲値の制限はタイプごとに上書きできますが、範囲カテゴリ名およびアイコンは上書きできません。
「範囲の追加」ダイアログ ボックスのオプション
フィールド
説明
ラベル
範囲のカテゴリのテキスト文字列です。範囲ラベルの長さの上限は 100 文字です。
「下限」「上限」の一覧を使用して下限値と上限値を指定します。
下限値を設定しない場合は、「下限」フィールドに "-Infinity" という値が自動的に入力されます。上限値を設定しない場合は、「上限」フィールドに "Infinity" という値が自動的に入力されます。
範囲の定義には少なくとも 1 つの数値が含まれている必要があります。また、範囲の交差は無効です。たとえば、無効な範囲には、0 - 5 と 4 - 8 や 0 - 5 と 5 - 10 などがあります。受け入れられる範囲は、たとえば、整数フィールドでは 0 - 5 と 6 - 10、浮動小数点フィールドでは 0 - 5 と 5.01 - 10 などになります。
関連付けられた数値フィールドに設定した範囲値を超える値を入力すると、範囲フィールドのアイテムに "Out of Range" と表示されます。関連付けられた数値フィールドに値を入力しない場合、範囲フィールドは空になります。
カスタム イメージの使用
範囲にアイコン イメージを割り当てます。イメージ ファイルを参照します。イメージの形式は GIF または JPEG、サイズは 24 (幅) × 16 (高さ) ピクセル以下にする必要があります。
イメージなし
範囲にイメージを関連付けません。
範囲フィールド: 「値」タブ
フィールド
説明
関連付けられたフィールド
範囲フィールドに関連付ける数値フィールドです。
数値フィールドを関連付ける範囲フィールドの数に制限はありません。
追加
範囲を 「範囲」 一覧に追加します。
上へ移動
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一覧で、選択した範囲の順序を変更します。
削除
すべて削除
一覧から 1 つ以上の選択した範囲を削除するか、すべての範囲を削除します。