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計算フィールドを使用した履歴トレンド チャート
計算フィールドを作成する場合、通常、計算フィールドは未来の特定の時刻に計算されるように構成して、その値が計算フィールドを含む各アイテムの履歴に格納されます。im analytics --recomputehistory -g コマンドを実行すると、過去の特定の時刻についてその計算フィールドの値が計算されて、その値が計算フィールドを含む各アイテムの履歴に格納されます。このコマンドは、履歴トレンドを検出する際に役立ちます。たとえば、以前のプロジェクトのものと比較して、現在のプロジェクトで不具合アイテムがIn Development 状態になっている一般的な期間を特定できます。
重要な考慮事項
このコマンドは、新しい計算が既存の履歴データで必要とされる場合にのみ必要になります。
このコマンドを使用するには、管理者であるか、または指定したフィールドが表示されるすべてのタイプに対するタイプ管理者権限を持っている必要があります。
指定したオプションによっては、このコマンドの実行によりアイテム履歴が削除または変更される場合があります。
次の要因によって、コマンドが完了するまでに時間がかかることがあります。
基になる計算式の複雑さ
指定した計算フィールドを含むアイテムの数
このコマンドを実行すると、アイテム データが指定の時刻に存在していた状態で示されます。履歴のないデータ ソース (添付ファイル、移動されたエントリを含む変更パッケージ、権限、および管理オブジェクト) に対しては、このコマンドを実行すると履歴データの値が推定されます。履歴のないデータソースを特定の時刻の状態で表示するには、「How to Run Computation」の「static」オプションを使用して計算フィールドを定義し、過去の時点における値を取り込む必要があります。
各計算フィールドはアイテムに表示される順序で計算されます。ただし、計算フィールドが別の計算フィールドの値に依存する場合は、その依存先の値が含まれる計算フィールドの後に計算されます。データベースのアイテムの数、および依存関係のある計算フィールドを含むアイテムの数によって、計算フィールドの値の計算に時間がかかることがあります。
このコマンドはいつでもキャンセルできますが、指定した間隔の計算が完了するまで、コマンドは有効になりません。このコマンドをキャンセルした場合、以前のフィールドの値がデータベースに格納されたままになります。履歴の消去オプションを選択して、このコマンドをキャンセルした場合も、履歴アイテムは消去されます。
例: 計算フィールドを使用した履歴トレンド チャート
特定の時間枠内で計算フィールドを計算するには