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「式の追加」または「式の編集」ダイアログボックス
「式の追加」ダイアログボックスでは、レポートで使用する計算式を作成できます。「式の編集」ダイアログボックスでは、計算式を編集することができます。レポートでは、計算式を使用して次の操作を行うことができます。
レポートに数値フィールドが含まれる場合は、1 つ以上の数値フィールド間で計算を実行し、レポートにその結果を表示できます。たとえば、レポートに現在プロジェクト アイテムの一覧が表示されている場合は、各プロジェクト アイテムActual Budget フィールドと Estimated Budget フィールドの差を計算し、Over/Under Budget という名前の新しいフィールドに値を表示できます。Over/Under Budget の背後で実行される計算が計算式です。
レポートにサマリー値として使用されるフィールドが含まれる場合は、これらのフィールドで集計計算を実行できます。集計計算では、数値フィールド値の合計の計算、複数の数値フィールド値の平均の計算、アイテム のグループ内における最小または最大の数値フィールド値の取得、または既存のクエリーから返された アイテム 数のカウントを実行できます。たとえば、レポートでプロジェクト アイテム を状態別にグループ化し、「Actual Budget」フィールドと「Estimated Budget」フィールドを含めると、状態別のグループごとに「Actual Budget」フィールドと「Estimated Budget」フィールドの合計が表示されます。
1. 「式の名前」 フィールドには、レポートに表示されるときの計算式の名前 ("Over/Under Budget" など) を入力します。名前を定義しない場合は、「式」 フィールドの計算式が表示されます。
2. 「式」 フィールドで、「選択済み」 一覧からの数値フィールドが組み込まれた計算式を作成します。たとえば「("Actual Budget" - "Estimated Budget")」と入力すると、各プロジェクト アイテム の「Actual Budget」フィールドと「Estimated Budget」フィールド間の差が計算されて、レポートにその値が表示されます。
集計式を作成する場合は、「sum("Actual Budget")」と入力すると、プロジェクト アイテム の各状態グループの「Budget」フィールドが加算されて、状態別の実費用合計が表示されます。
3. 「表示パターン」一覧から、レポートに表示されるときの計算式の値の表示パターン ($#,### など) を選択するか、入力します。
4. 計算式を保存するには、「OK」 をクリックします。