サービス構造の再生成に関するプリファレンス

情報構造からパブリッシング構造を生成する場合、またテンプレートから構造を生成する場合は、これらのプリファレンスを使用します。

情報構造の「パブリッシング構造を生成」ショートカットメニュー操作を使用して、情報構造からパブリッシング構造を生成できます。生成されるパブリッシング構造は、ソース情報エレメントへのリンクを維持します。

この操作が設定されている場合、ショートカットメニューの「再生成」操作を使用してパブリッシング構造を更新できます。再生時にはナビゲーション基準を更新できません。元のナビゲーション基準が再適用されます。

次に該当する場合、パブリッシング構造のショートカットメニューに「パブリッシング構造を生成」および「再生成」操作が表示されます。

• パブリッシング構造が情報構造の「パブリッシング構造を生成」ショートカットメニューアイテムを使用して作成された。

• パブリッシング構造ルートのライフサイクル状態が、再生成操作を制御するプリファレンスによって指定される状態のいずれかである。

• パブリッシング構造ルートのバージョンに対して再生成操作がまだ処理されていない。

ショートカットメニューの「再生成」操作の使用方法については、パブリッシング構造を再生成を参照してください。パブリッシング構造の作成については、サービス構造の作成を参照してください。

構造の再生成のプリファレンスは、「ユーティリティ」 > 「プリファレンス管理」 > 「サービス情報管理」を選択して利用できます。次のプリファレンスを見つけます。

パブリッシング構造の再生成時に情報エレメントをアルファベット順に並べ替えるかどうかを指定します。デフォルト値は No に設定されています。これは、デフォルトで最初の子として追加された新規情報エレメントのオブジェクトを使用して構造を再生成します。このプリファレンスが Yes に設定されている場合、ReviseAndRegenerateConfig.xml ファイルを使用して追加のロジックを定義できます。

ユーザーがパブリッシング構造を再生し、再生成された構造およびセクションを反復できるかどうかを決定するライフサイクル状態を指定します。ライフサイクル状態のリストは、コンマで区切って指定できます。デフォルトでは、このプリファレンスは In Work に設定されています。

このプリファレンスの値は、部品リストのソース SBOM に変更を加えた後、部品リストの更新時にも分析されます。詳細については、ソースへの変更後の部品リストの更新を参照してください。

ユーザーがパブリッシング構造を再生成し、再生成された構造およびセクションを改訂できるかどうかを決定するライフサイクル状態を指定します。デフォルトでは、このプリファレンスは Released に設定されています。

また、手動で挿入された情報エレメントのタイプをリストするアルファベット順に並べ替えるための XML コンフィギュレーションファイルを作成できます。並べ替えられたタイプをさらに最初の子 (firstChildren で指定) または最後の子 (lastChildren で指定) として分類できます。「再生成にアルファベット順の並べ替えを適用」プリファレンスが Yes に設定されている場合、このファイルを読み取ります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<ReviseAndRegenerateConfig>

<firstChildren>
<type>com.ptc.sis.PsToc</type>
</firstChildren>
<lastChildren>
<type>com.ptc.sis.PsIndex</type>
</lastChildren>
</ReviseAndRegenerateConfig>

• 通常、セクションまたはブックの最初のページが目次、セクションまたはブックの最後がインデックスです。既成の XML ファイルはこの標準動作を提供するように設定されています。

• reviseAndRegenerateConfigFile プロパティを xconf ファイルに追加する必要があります。xconf ファイルを編集する前に、カスタマイズしたファイルの管理とテキストの調整を行うディレクトリ構造の設定のガイダンスに従って、このファイルを安全な領域に置いてください。次のプロパティを追加します。

• Windchill シェルで xconfmanager を使用して、コンフィギュレーションファイルを登録する必要があります。

xconfmanager -s reviseAndRegenerateConfigFile=xml コンフィギュレーションファイルのパス
-t wt.properties ファイル xconfmanager -pF