既存の読み込みメソッド
システム上で使用可能な読み込みメソッドを確認する最適な方法は、loadFiles.csvmapfile.txt ファイルの内容を参照することです。以下は、システムへのデータの読み込みに使用可能なメソッドのディレクトリです。ここではメソッドの絶対パスを示し、JavaDoc で参照できるようになっています。
• wt.doc.LoadDoc.createGeneral - General ドキュメントを読み込みます。1 つのコンテンツファイルを追加し、コンテンツの追加用に作成した General をキャッシュします。
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既存のシステムをサポートするためのレガシーメソッド。
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• wt.doc.LoadDoc.createSpec - Specification ドキュメントを読み込みます。1 つのコンテンツファイルを追加し、コンテンツの追加用に作成した Specification をキャッシュします。
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既存のシステムをサポートするためのレガシーメソッド。
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• wt.doc.LoadDoc.beginCreateWTDocument - WTDocuments、サブタイプ、およびグローバル属性を読み込みます。バージョン化をサポートしており、指定されたバージョンと作業版数でドキュメントを作成できるようにします。詳細については、セクション「wt.doc.LoadDoc.beginCreateWTDocument の詳細」を参照してください。
• wt.load.LoadContent.createContentURL - キャッシュされているコンテンツホルダーにコンテンツ URL を追加します。
• wt.load.LoadContent.createContentFile - キャッシュされているコンテンツホルダーにコンテンツファイルを追加します。
• wt.load.LoadContent.setDefaultDirectory - コンテンツを含むデフォルトのディレクトリを設定します。これは、次の setDefaultDirectory またはデータファイルの最後まで有効です。
• wt.load.LoadContent.setDefaultURL - コンテンツを含む URL のデフォルト部分を設定します。これは、次の setDefaultURL またはデータファイルの最後まで有効です。
• wt.folder.LoadFolder.createCabinet - キャビネットを作成します。これは、主にシステムを初期化するために使用します。ユーザーキャビネットはユーザーの作成時に自動的に作成されます。
• wt.folder.LoadFolder.createSubFolder - サブフォルダを作成します。
• wt.folder.LoadFolder.createFolderShortcut - フォルダのショートカットを作成します。
• wt.load.LoadUser.createUser - 新しいユーザーを作成します。
• wt.load.LoadUser.createGroup - 新しいグループを作成します。
• wt.load.LoadUser.createUserGroup - ユーザーをグループに追加します。
• wt.load.LoadUser.createDomain - 新しいドメインを作成します。
• wt.load.LoadUser.createAccessRule - アクセス規則を追加します。
• wt.part.LoadPart.createPart - 部品を作成します。
• wt.part.LoadPart.createPartDocDescribes - WTPartDescribeLink を作成することで、WTPart を WTDocument と関連付けます。
• wt.part.LoadPart.createPartDocLink - 部品とドキュメントの間にリンク (WTPartDescribeLink または WTPartReferenceLink) を作成します。作成される関連付けのタイプは、ドキュメントのサブタイプによって異なります。
• wt.part.LoadPart.addPartToAssembly - 部品を子部品の関係にあるアセンブリに追加します。
• wt.part.LoadPart.createPartDocReference - 部品と既存のドキュメント間の関連参照を作成します。
• wt.part.LoadPart.beginCreateWTPart - WTParts、サブタイプ、およびグローバル属性を読み込みます。バージョン化をサポートしており、指定されたバージョンと作業版数で部品を作成できるようにします。詳細については、セクション「wt.part.LoadPart.beginCreateWTPart の詳細」を参照してください。
• wt.index.LoadIndexRule.createIndexRule - サーチ用インデックス規則を作成します。
• wt.lifecycle.LoadLifeCycle.createLifeCycleTemplate - ライフサイクルテンプレートを作成します。
• wt.project.LoadProject.createIndirectRoleHolder - 役割から役割へのマッピングを作成します。
• wt.project.LoadProject.createRoleHolder - 役割から参加者へのマッピングを作成します。
• wt.project.LoadProject.createActorRoleHolder - 役割からアクター役割へのマッピングを作成します。アクター役割は Creator などの派生ユーザーです。
• wt.lifecycle.LoadLifeCycle.createCriterion - ライフサイクルフェーズのアクセス許可基準を作成します。
• wt.lifecycle.LoadLifeCycle.createPhaseTemplateBegin および wt.lifecycle.LoadLifeCycle.createPhaseTemplateEnd - フェーズを作成します。
• wt.project.LoadProject.createProjectBegin および wt.project.LoadProject.createProjectEnd - プロジェクトを作成します。
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プロジェクトコンテキストの作成にデフォルトの管理者アカウントを使用しないでください。代わりに、コンテキストを作成する対象の組織のプロジェクト作成者であるアカウントを使用します。また、コンテキストのチームメンバーとして、デフォルト管理者アカウントを追加しないでください。詳細については、 開始する前にを参照してください。
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• wt.lifecycle.LoadLifeCycle.createWTAclEntry - ライフサイクルフェーズのアドホックアクセス制御を作成します。
• wt.content.LoadDataFormat.createDataFormat - 読み込みコンテンツファイルで使用するデータフォーマットを追加します。
• wt.effectivity.LoadEffectivity.createConfigurationItem - コンフィギュレーションアイテムを読み込みます。コンフィギュレーションアイテムは、ロット番号エフェクティビティとシリアル番号エフェクティビティには必須ですが、日付エフェクティビティではオプションです。
• wt.effectivity.LoadEffectivity.createWTDatedEffectivity - 日付エフェクティビティを読み込みます。エフェクティビティは、最後に読み込まれた WTPart オブジェクトに関連付けられます。
• wt.effectivity.LoadEffectivity.createWTSerialNumberedEffectivity - シリアル番号エフェクティビティを読み込みます。エフェクティビティは、最後に読み込まれた WTPart オブジェクトに関連付けられます。
• wt.effectivity.WTLotEffectivity.createWTLotEffectivity - ロットエフェクティビティを読み込みます。エフェクティビティは、最後に読み込まれた WTPart オブジェクトに関連付けられます。
• wt.inf.team.ix.LoadSharedTeam - 共有チームを読み込みます。共有チームを組織コンテキストに読み込むことが可能で、組織全体でチーム管理を集約化する方法として使用されます。詳細については、セクション「wt.inf.team.ix.LoadSharedTeam の詳細」を参照してください。
• wt.org.LoadUserPicture.update - 画像を読み込み、システム内のユーザーのプロフィールに関連付けます。詳細については、セクション「wt.org.LoadUserPicture.update の詳細」を参照してください。
wt.doc.LoadDoc.beginCreateWTDocument の詳細
メソッド wt.doc.LoadDoc.beginCreateWTDocument はバージョン化をサポートしており、指定されたバージョンと作業版数でドキュメントを作成できるようにします。複数のドキュメントバージョンは、順序の存在を示唆しています。たとえば、後続のバルクロードの実行によって不足を補うことができますが、これは、前のバージョンの最新作業版数に添付することによって行います。
新しい作業版数が前のバージョンに追加された場合、新しいバージョンはこの新しい最新作業版数に添付されます。例:
セット 1 (E.1, A.1, C.2) を読み込むと (A.1, C.2, E.1) になります。
C.2 の先行は A.1、E.1 は C.2 です。
セット 2 (B.1, A.2, C.1, C.3) を読み込むと (A.1, A.2, B.1, C.1, C.2, C.3, E.1) になります。
B.1 の先行は A.2、C.1 は B.1、E.1 は C.3 です。
B.1 の作業版数履歴には、A.2 と A.1 の両方が表示されます。
C.1 の作業版数履歴には、B.1、A.2、A.1 が表示されます。
E.1 の作業版数履歴には、C.3、C.2、C.1、B.1、A.2、A.1 が表示されます。
新しいバージョンまたは作業版数が追加されるたびに、前のバージョンの新しい最新作業版数への先行リンクが引き続き変更されていきます。
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バージョン化では、順序付けて不足を補うことができます。
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有効なバージョン化の例: (A.1, A.3, B.2, B.5, E.4, E.5)
wt.part.LoadPart.beginCreateWTPart の詳細
メソッド wt.part.LoadPart.beginCreateWTPart はバージョン化をサポートしています。指定されたバージョンと作業版数で部品を作成できるようになります。複数の部品バージョンは、順序の存在を示唆しています。たとえば、後続のバルクロードの実行によって不足を補うことができますが、これは、前のバージョンの最新作業版数に添付することによって行います。新しい作業版数が前のバージョンに追加された場合、新しいバージョンはこの新しい最新作業版数に添付されます。
たとえば、セット 1 (E.1, A.1, C.2) を読み込むと (A.1, C.2, E.1) になります。
C.2 の先行は A.1、E.1 は C.2 です。セット 2 (B.1, A.2, C.1, C.3) を読み込むと (A.1, A.2, B.1, C.1, C.2, C.3, E.1) になります。
B.1 の先行は A.2、C.1 は B.1、E.1 は C.3 です。
B.1 の作業版数履歴には、A.2 と A.1 の両方が表示されます。
C.1 の作業版数履歴には、B.1、A.2、A.1 が表示されます。
E.1 の作業版数履歴には、C.3、C.2、C.1、B.1、A.2、A.1 が表示されます。
新しいバージョンまたは作業版数が追加されるたびに、前のバージョンの新しい最新作業版数への先行リンクが引き続き変更されていきます。
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バージョン化では、順序付けて不足を補うことができます。
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有効なバージョン化の例: (A.1, A.3, B.2, B.5, E.4, E.5)
順序付けされていないバージョンを読み込む場合や、関係をこれらの部品に読み込む場合は、データの順序付けに関して以下の点を理解する必要があります。
• 関係は、先行として識別されたものから新しいバージョンへと、前方にコピーされます。たとえば、順序付けされている場合に、参照を含む部品 1 の A.1 を作成するか、または doc 2 との関係を記述します。部品 1 の B.1 を取得するように変更すると、A.1 の関係がここにコピーされるので、doc 2 との関係も含まれます
• 新しいバージョンの作成後に関係が作成された場合、それは前方にコピーされません。たとえば、部品 1 の A.1 と B.1 を作成した後に、部品 A.1 に doc 2 との関係を作成した場合、部品 1 の B.1 に doc 2 との関係が自動的にコピーされることはありません。この関係は明示的に作成する必要があります。
• 先行からの関係は、累積されません。(この点は、このリストの最初の点で詳しく述べています)。関係は、累積された先行からではなく、1 つの識別された先行のみからコピーされます。doc 2 に関連する部品 1 の B.1 を作成し、doc 3 に関連する部品 1 の A.1 を作成した場合、部品 1 の C.1 は doc 2 との関係のみを継承します。
この基本的な規則に基づいて、その他のシナリオを考えることもできます。バージョンまたは作業版数とそれらの関係を順序付けて作成する場合は、目的とする結果が得られるように、注意深く計画を立ててください。
wt.inf.team.ix.LoadSharedTeam の詳細
ロードファイルには、チームを定義するタグセットが含まれている必要があります。たとえば、以下の情報を使用して共有チームをインポートするとします。
• 共有チーム名 : Design Team
• 詳細: Corporate team members responsible for designs
• オーナー: 読み込みを行うユーザー。デフォルトでは、読み込みを行うユーザーはオーナーになります。ほかのオーナーを設定する場合は、csvsharedTeamOwner タグにユーザーの UID を含めます。
• 参加要請 : Welcome to the Design Team!
• 共有チームは使用可能で、拡張可能です。
読み込みを行うために使用する XML ファイルのコンテンツは以下のようになります。
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE NmLoader SYSTEM "standardX20.dtd">
<NmLoader>
<csvCreateSharedTeam handler="wt.inf.team.ix.LoadSharedTeam.create
SharedTeam">
<csvsharedTeamName>Design Team</csvsharedTeamName>
<csvsharedTeamDescription>Corporate team members responsible for
designs</csvsharedTeamDescription>
<csvsharedTeamOwner></csvsharedTeamOwner>
<csvsharedTeamInvitation>Welcome to the Design Team!</csvshared
TeamInvitation>
<csvsharedTeamEnabled>true</csvsharedTeamEnabled>
<csvsharedTeamExtendable>true</csvsharedTeamExtendable>
</csvCreateSharedTeam>
</NmLoader>
共有チームを既存の組織コンテキストに読み込む必要があります。共有チームの詳細については、
共有チームについてを参照してください。
wt.org.LoadUserPicture.update の詳細
画像を一括で読み込み、既存ユーザーのプロフィールに関連付けるには、次のようなコンテンツを含む XML ファイルを使用して読み込みを実行します。
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE NmLoader SYSTEM "standardX20.dtd">
<NmLoader>
<csvUserPicture handler="wt.org.LoadUserPicture.update">
<csvuserName>User1</csvuserName>
<csvpath>c:\User1.jpeg</csvpath>
</csvUserPicture>
<csvUserPicture handler="wt.org.LoadUserPicture.update">
<csvuserName>User2</csvuserName>
<csvpath>c:\User1.jpeg</csvpath>
</csvUserPicture>
</NmLoader>
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これらのユーザーはシステム内にすでに存在する必要があります。画像が以前にユーザーのプロフィールに関連付けられていた場合、システムによって古い画像が除去され、新しい画像が作成されます。
ファイル読み込み準備を簡単にするには、wt.org.UserPictureLoaderXmlGenUtility コマンドラインユーティリティを使用します。このユーティリティにより、システム内のすべてのアクティブユーザーのプレースホルダー画像ファイル名を含むデフォルトの読み込みファイルが生成されます。プレースホルダーの値を後で修正してファイル名を指定し、画像データを読み込むことができます。
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