スキーマの読み込み
STEP ベースのデータ交換では、実際のデータ交換プロセスの前に、さまざまなスキーマを EDMDB に読み込む必要があります。性質や動作に基づいて、スキーマは次のカテゴリに分けられます。
これらのスキーマは、EDM EXPRESS コンパイラを使用して読み込まれます。このツールは、カスタマイズ実行者がさまざまなスキーマを EDMDB に簡単に読み込めるように開発されたものです。
スキーマを EDMDB に読み込むには、次のコマンドを使用します。
コマンド構文
$>java wt.stepdex.expressschemautil.ExpressDbSchemaManager -loadschema [-overwrite] -type (-t) -e|-x|-q -s (schemafile) SchemaAbsolutePath [-dbname (-d) <DBName> -user(-u) <DBContextLoginName> -password(-p) DBPassword -location(-l) DBLocation]
ここで
• -loadSchema: 新規スキーマを読み込むためのオプション。
• -overwrite: 既存のスキーマを上書きするためのオプション。
• -t: スキーマのタイプ。次の 3 つのオプションがあります。
◦ -x: EXPRESS-X スキーマを読み込むためのオプション。
◦ -e: EXPRESS スキーマを読み込むためのオプション。
◦ -q: 照会スキーマを読み込むためのオプション。
• SchemaAbsolutePath: スキーマへの絶対パスを指定します。
• DBName: データベース名を指定します。
• DBContextLoginName: データベースコンテキストのログイン名を指定します。
• DBPassword: データベースのパスワードを指定します。
• DBLocation: データベースへのパスを指定します。
例
次に、Windchill EXPRESS スキーマを EDMDB に読み込む単純なコマンドを示します。
$> java wt.stepdex.expressschemautil.ExpressDbSchemaManager -loadschema -t -e -s [WT_HOME]/loadXMLFiles/windchill_express_schema.exp
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コマンドにデータベースの詳細を指定しない場合、stepdex.properties ファイルからデフォルトのデータベースの詳細が読み取られます。
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