プロパティとプロパティファイル
一般に、Windchill の定義済みクライアントのプロパティは以下のようにグループ化されます。
codebase/service.properties - 特定の操作/オブジェクトタイプに使用される TemplateProcessor、ActionDelegate、URLActionDelegate、および FormTaskDelegate を指定するプロパティ
codebase/htmltemplate.properties - 特定の操作/オブジェクトタイプに使用される HTML テンプレートを指定するプロパティ
codebase/htmlcomponent.properties - 特定の要素に使用される HTMLComponent を指定するプロパティ
codebase/wt.properties - その他のテンプレート処理プロパティ (たとえば、各種ページコンポーネントの色 (wt.html.color.*)、各種ロケールに使用されるテキストエンコード (wt.template.encoding.*)、各種ページタグに使用されるデフォルトパラメータ (wt.templateutil.component.*) など)
このうち最初の 3 つのファイルには、一般に "アプリケーションコンテキストサービス" と呼ばれるサービスのプロパティが含まれています。これらは、実行時に特別に読み込む必要があります。詳細については、以下のセクションで説明します。
wt.properties 内のプロパティは単純な名前と値の組み合わせで、実行時に Java プロパティクラスインスタンスに読み込まれます。このファイルには、直接的に追加や修正を行わないでください。
Windchill が再インストールまたはアップグレードされた場合にカスタマイズ内容を維持することが難しくなるからです。代わりに、xconfmanager コマンドラインユーティリティを使用してこのファイルを修正します。これらについては、それぞれ
Windchill Specialized Administration Guide の「実行時サービスの管理」セクションと
xconfmanager ユーティリティの使用を参照してください。
Windchill で使用されるプロパティファイルの詳細については、「プロパティとプロパティファイル」セクションを参照してください。