xconfmanager ユーティリティの使用
コマンドラインユーティリティ xconfmanager を実行すると、システム定義で使用する Windchill プロパティファイルのプロパティを追加、削除、または変更できます。
Windchill では、以下のようなプロパティファイルを使用して、ユーザーは変更できないシステム内部の処理が管理されます。
• associationRegistry.properties
• descendentRegistry.properties
• modelRegistry.properties
• moduleRegistry.properties
• moduleDir.properties
• debug.properties
xconfmanager ユーティリティを実行すると、変更内容が site.xconf ファイルに保存され、site.xconf ファイルの更新内容を使用して、更新されたプロパティファイルを生成できます。site.xconf ファイルには、インストール後、xconfmanager ユーティリティを使用するたびに Windchill プロパティファイルに加えられた変更内容が含まれます。site.xconf ファイルは、Windchill がインストールされているディレクトリにあります。
XCONF および Windchill インストールディレクトリに含まれるプロパティファイルへの書き込みアクセス権があれば、誰でも xconfmanager ユーティリティを正常に実行できます。
以下のセクションでは、xconfmanager コマンドを入力する方法、およびこのコマンドを使用してプロパティ値を設定したり、プロパティ情報を表示したりする方法について説明します。最後のセクションでは、Windchill ソリューションを実行するときに役立つ、xconfmanager のその他のオプションについて説明します。
xconfmanager ユーティリティは、Windchill ソリューションがインストールされている bin ディレクトリにあります。たとえば、Windchill ソリューションが C:\ptc\Windchill ディレクトリにインストールされている場合、このユーティリティは C:\ptc\Windchill\bin ディレクトリにあります。
xconfmanager コマンドを実行する前に、windchill シェルを使用して環境を設定します。windchill シェルを使用するには、該当するショートカットを実行するか (Windows システムの場合)、またはコマンドラインに以下のように入力します。
windchill shell
新しいウィンドウが開き、この後のセクションの説明に従って xconfmanager コマンドを入力できるようになります。