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Windchill サービスパックのインストール時の安全領域ディレクトリ構造の使用
メンテナンスリリースでの更新を取り込むには以下の手順を実行します。
1. インストールタイプを「サイトにより修正されたファイルの安全領域への更新」にして、Windchill サービスパックインストーラを実行します。このオプションを使用すると、カスタマイズしたファイルの更新済み PTC バージョンが ptcCurrent ディレクトリに保存されます (ファイルが siteMod ディレクトリに存在する場合のみ、ptcCurrent ディレクトリにコピーされます)。
2. siteMod、ptcOrig、および ptcCurrent ディレクトリにある 3 バージョンのファイルを使用して、カスタマイズした各ファイルに関して、このメンテナンスリリースで PTC によって加えられた変更内容を判断します。
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ptcCurrent ディレクトリ内に対応するファイルがない場合、最新のメンテナンスリリースにそのファイルの更新バージョンはありません。
Windchill シェルから以下の swmaint.xml スクリプトを実行すると、wtSafeArea/siteMod ディレクトリ内のファイルに含まれるサイト変更をリストできます。
ant -f bin/swmaint.xml listSiteChanges
その他の swmaint.xml スクリプトのターゲットオプションについては、カスタマイズしたファイルを処理する PTC スクリプトを参照してください。
3. siteMod ディレクトリ内の各ファイルを適切に更新します。
4. siteMod ディレクトリ内のすべてのファイルの更新が完了したら、Windchill シェルから以下の swmaint.xml スクリプトを実行して、ファイルをテスト用の場所にコピーします。
ant -f bin/swmaint.xml installSiteChanges
このターゲットを実行すると、コピーされないファイルもすべてリストされます。通常は、リストされるファイルはありません。リストされたファイルを検査し、コピーされなかった理由を調べます。間違ったディレクトリに保存されていた場合は、正しいディレクトリに保存し、スクリプトを再実行します。
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Windchill Service Pack インストーラは、siteMod ディレクトリが存在する場合に「完全」インストールタイプを選択すると、自動的にこのスクリプトとターゲットを実行します。