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既存のルート JAR の再使用
問題のアプレットに既存のルート JAR を直接再使用する場合は、プラグインタグにこの JAR をリストするだけです。
新しい論理ルート JAR の使用
新しい JAR を追加する場合は、以下の手順を実行してください。
1. 論理 JAR のコンポーネントとしてコンテンツおよびマニフェスト記述ファイルを作成します。これは、以下のコマンドを codebase で実行することにより、MakeJar.xml 内のターゲットを使用して行うことができます。
ant -f MakeJar.xml makeNewJarDescr -DlogicalJarName=
logicalJarName
たとえば、新しい論理 JAR が foo であれば、以下のコマンドを実行します。
ant -f MakeJar.xml makeNewJarDescr -DlogicalJarName=foo
これにより、codebase/jarContents 内の指定された論理 JAR に空の FCS.includes ファイルが作成されます (論理 JAR が foo の場合、このファイルは fooFCS.includes です)。
さらに、指定された論理 JAR ファイルに対してヘッド、カスタマイズ、DSU、および FCS の .manifest ファイルが codebase/jarManifests に作成されます (論理 JAR が foo の場合、これらのファイルは foo.manifest、fooCust.manifest、fooDSU.manifest、および fooFCS.manifest になります)。ヘッドマニフェスト (foo.manifest) を除くこれらのファイルはどれも最初は空です。ヘッドマニフェストには、デフォルトで、論理 JAR のカスタマイズ、DSU、および FCS JAR コンポーネントの後に wtApplet.jar をリストするクラスパスエントリが含まれます (論理 JAR が foo の場合、エントリは以下のようになります)。
Class-Path: fooCust.jar fooDSU.jar fooFCS.jar wtApplet.jar
論理 JAR が wtApplet.jar に依存しない場合や、追加の依存がある場合には、このエントリを修正する必要があります。いずれの場合も、これらは FCS JAR エントリの後にリストする必要があります。
2. <Windchill>/codebase/jarManifests に、新しい JAR の論理名を含む .set ファイルを作成します。
3. 以下のように、MakeJar.xml スクリプトで codebase ディレクトリから適切なターゲットを実行して、JAR を構築します。
ant -f MakeJar.xml buildFullClientJars -DlogicalJarNames=foo
ここで、"foo" は論理 JAR の名前で置き換えます。
4. 新規 JAR をアプレットのプラグインタグで使用してテストし、HTTP リクエストログユーティリティの使用の説明に従って HTTP リクエストログユーティリティを使用して欠落しているリソースを記録します。
5. HTTP リクエストログユーティリティの使用の説明に従って新規 JAR のコンテンツを更新します。
6. アプレットを再テストします。