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HTTP リクエストログユーティリティの使用
HTTP リクエストログユーティリティを使用すると、Windchill アプレットで使用されるクライアント JAR ファイルから欠如しているリソースを特定できます。このユーティリティでは、特定のユーザー、またはすべてのユーザーについて、PTC HTTP Server (Apache で実行) ログファイルで指定されたファイル拡張子をサーチし、並べ替え順にそれらを表示します。
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このユーティリティを使用するには、Apache Web サーバーを使用している必要があります。
1. wt.properties ファイルの wt.sysadm.administrators プロパティで指定されたユーザーとしてログインします。たとえば、以下のプロパティ値であるとします。
$(wt.admin.defaultAdministratorName),demo
デモユーザーとして、または wt.admin.defaultAdministratorName プロパティに保存されたユーザーとしてログインできます。
2. ブラウザウィンドウで、以下のページにアクセスします。
<local_host_name>/<Web_app_name>/wtcore/jsp/wt/sysadm/HttpRequestLogUtil
Start.jsp.
「HTTP リクエストログユーティリティ開始ページ」が以下のように開きます。
3. 別のブラウザウィンドウで、テストするアプレットを起動し、テストを実行します。
4. 「HTTP リクエストログユーティリティ開始ページ」を表示したブラウザウィンドウに戻ります。テストセッションの結果を表示するには、「単一クライアントの結果を表示」をクリックします。記録されたすべてのセッションの結果を表示するには、「すべてのクライアントの結果を表示」をクリックします。
結果では、テスト中にアクセスされたリソースで、クライアント JAR ファイルに含まれていないものがすべて並べ替え順にリストされます。この入力を使用して適切な JAR ファイルを更新します。たとえば、以下のようなリストが表示されたとします。
5. 結果のリストからリソースをコピーし、以下のファイルに貼り付けます。
<Windchill>/codebase/jarContents/<トップ_Jar_名>Cust.includes
<トップ_Jar_名> は、アプレットで使用する最上位レベルの JAR のリーフネームです。たとえば、アプレットタグで QueryBuilder の最上位レベルの JAR は、wtQB.jar です。したがって、リソースを以下の名前のファイルに貼り付けます。
<Windchill>/codebase/jarContents/wtQBCust.includes
6. Windchill シェルの codebase ディレクトリから以下のスクリプトを実行します。
ant -f MakeJar.xml custUpdate
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サーチ結果の正確さと完全性は、行ったテストに応じて異なります。
テストの前に「HTTP リクエストログユーティリティ開始ページ」にアクセスしていない場合は、ログファイル全体がサーチの対象となります。それ以外の場合は、ログの最近アクセスしたポイントの直後の場所からサーチが開始されます。
サーチの対象となるリソースファイルのタイプを設定できます。デフォルトで定義されている拡張子は .class、.ser、および .properties です。デフォルトを変更するには、wtcore/jsp/wt/sysadm/HttpRequestLogUtilStop.jsp ファイルの fileExtensions 変数を編集します。
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サーブレットエンジンの設定によっては、これらの変更を有効にするためにサーブレットエンジンを再起動する場合もあります。
アプレットに必要なすべてのリソースを見つけるには、アプレットで使用するクライアント JAR を除去し、前の手順に従って、使用されるすべてのリソースをログに記録します。このタイプのテストでは、すべてのリソースがサーバーからダウンロードされるので、多量のネットワークトラフィックが生成されます。通常、このタイプのテストは、使用シナリオで必要とされるよりもかなり多くのリソースがクライアント JAR に含まれていると予想される場合にのみ行います。一般に、PTC から提供された *FCS.jar ファイルと *DSU.jar ファイルでは、このテストを行わないでください。
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上記の方法を使用して、修正を加えていない Windchill クライアント JAR ファイルからリソースが欠如していることがわかった場合は、テクニカルサポートに問題レポートを提出してください。レポートには以下の内容を含めます。
欠落しているリソースのリスト
テストを実行したアプレットまたはルート JAR
実行した機能の簡単な説明
テストを実行したビルド
テストで使用した Java プラグインのバージョン
クライアント OS