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属性セットレポート
属性セットは関連する属性のセットです。1 つの属性は 1 つの属性セットにだけ含まれます。セット内の各属性はカスケード属性規則によって直接的または間接的にそのセット内の別の属性にドライバー属性または被駆動属性として関連付けられますが、その他の属性セット内の属性には関連付けられません。ドライバー属性と被駆動属性のいずれでもない属性 (つまり、カスケード属性規則に関連しない属性) は、どの属性セットにも表示されません。
「属性セットレポート」には、属性がとりうる値がツリー形式で読み取り専用として表示されます。以下の複数の要素によって、属性セット内の属性がとりうる値が決まります。
あるタイプの「カスケード属性」タブに複数のカスケード属性規則が定義されている場合があります。
カスケード属性規則に関連する属性の属性情報ページの「制約」タブで複数の制約が定義されている場合があります。
複数の規則が 1 つのカスケード属性セットに属している場合もあり、個々の規則を関連付ける際にこれは必ずしも明らかにはなりません。
バッキンググローバル列挙からすべての値を選択できるわけではありません。「選択可能」リスト内の値だけを「属性セットレポート」に追加できます。
「属性セットレポート」に表示される値は、カスケード属性規則と、それらの規則に関連する属性に定義されている制約の論理積に基づいて、エンドユーザーのユーザーインタフェースで選択可能な値です。これにより、管理者はカスケード属性規則と制約の組み合わせによって生じる問題を速やかに把握できます。
属性が過剰に制約され、矛盾する規則や制約が存在し、値を 1 つも選択できないことがあります。
属性の制約が不完全で、値が多すぎて、値のセットを限定できないことがあります。
制約または規則によって意図的に定義した結果として、属性に有効な値がないことがありえます。
「属性セットレポート」に影響する制約の詳細については、制約と属性セットレポートを参照してください。