|
オブジェクトの作成または編集時に計算属性に影響を与える属性が修正されても、計算式が即時に再評価されるわけではありません。作成操作または編集操作の処理後、計算式が再評価され、計算属性の値が更新されます。
計算属性を属性レイアウトに含めるときの表示方法については、属性の表示を参照してください。
|
|
現在、計算属性では複数値関数はサポートされていません。
|
機能
|
説明
|
isNull( )
|
Null チェック。
|
unit( )
|
「文字列」データタイプを「実数 (単位付き)」データタイプに変換します。
|
str( )
|
数値を「文字列」データタイプに変換します。
|
abs( )
|
絶対値またはマグニチュード。
|
avg( )
|
値リストの平均値。
|
sum( )
|
値リストの合計。
|
min( )
|
値リストの最小値。
|
max( )
|
値リストの最大値。
|
round( )
|
小数部を含む数値 (実数) を整数に変換します。
• 小数部の値が 0.5 の場合は、値が偶数に丸められます (たとえば、30.5 は 30 になり、31.5 は 32 になります)。
• 小数部の値がそれ以外の場合は、最も近い値に丸められます (たとえば、30.8 は 31 になり、33.4 は 33 になります)。
|
mod()
|
ある数値を別の数値で割った余りを返します(「整数」データタイプのみ)
|
${}
|
特殊文字が使用されている属性内部名をラップして、計算式で使用できるようにします。あらゆる属性内部名をラップできますが、ダッシュ (-)、ドル記号 ($)、または角括弧 ([ ]) が使用されている属性内部名は、計算式で使用するには必ずラップしなければなりません。たとえば、内部名が my-attribute または my[very$complex]-attribute である属性は、以下のようにラップすると計算式で使用できます。
• ${my-attribute}
• ${my[very$complex]-attribute}
例: 数値の計算 セクションで使用されている属性の内部名で特殊文字が使用されている場合、「コスト合計」属性の計算式は以下のように表示されます。(${item-quantity}*${unit-cost})+${handling-fee}
|
演算子
|
説明
|
+
|
足し算。文字列の連結にも使用できます。
|
-
|
引き算。
|
*
|
掛け算。
|
/
|
割り算。
|
( )
|
括弧は演算の優先順位を示します (括弧内の演算が優先して実行されます)。
|
" "
|
二重引用符は、引用符に囲まれた内容がリテラル文字列であることを示します。数値以外で、二重引用符に囲まれていないものは、属性名として処理されます。
|
>
|
より大きい
|
<
|
より小さい
|
>=
|
以上
|
<=
|
以下
|
==
|
等しい
|
!=
|
等しくない
|
^
|
べき乗または累乗
|
&
|
AND
|
|
|
または
|
~
|
NOT
|
^*
|
排他的論理和
|
&&
|
AND
|
||
|
または
|
!
|
NOT
|
? :
|
条件演算子は、指定した条件が true または false の場合の結果を示します。
(condition) ? value if true : value if false
たとえば、タイプに length、width、および shape の属性があり、shape は以下の計算式による計算属性であるとします。
(length>width) ? "longer" : "wider"
length 属性の値が width 属性より大きい場合、shape 属性には longer の値が代入されます。length 属性の値が width 属性の値よりも大きくない場合、shape 属性には wider の値が代入されます。
|
%
|
余り
|