ドキュメントテンプレートについて
ドキュメントテンプレートを使用すると、提案書、議事録、設計仕様書といった一般的なドキュメントを標準化することができます。たとえば、議事録を作成する場合、ドキュメントテンプレートを作成して、出席者、議題、質問などを記入する欄を設定した標準フォーマットを定めておくと、白紙のページから作成しなくても済みます。また、プレゼンテーション用のスライドとして、標準の枠線や会社のロゴを埋め込んだドキュメントテンプレートも作成できます。
ドキュメントテンプレートはドキュメントとして保存されますが、以下のような固有の特性があります。
• ドキュメントテンプレートは、製品、ライブラリ、プロジェクト、プログラム、組織、またはサイトのコンテキストで作成できます。
• 同じ名前のドキュメントテンプレートは、別のコンテキストでは作成できますが、同じコンテキストでは作成できません。ドキュメントテンプレートのタイプにかかわらず、コンテキスト内で一意なドキュメントテンプレート名を指定する必要があります。
• 製品またはライブラリのコンテキストで作成したドキュメントテンプレートを改訂し、新しいバージョンを作成できます。ただし、プロジェクト、プログラム、組織、またはサイトのコンテキストで作成したドキュメントテンプレートの場合、作業版数の作成は可能ですが、改訂はできません。
• ユーザーがテンプレートからドキュメントを作成するときに、使用できるドキュメントテンプレートのリストに特定のドキュメントテンプレートが表示されるかどうかは、以下の条件によって決まります。
◦ ドキュメントテンプレートを作成したコンテキスト。ユーザーの現在のコンテキストまたは親コンテキストで作成されたドキュメントテンプレートのみがリストに表示されます。
◦ ドキュメントテンプレートが使用可能でかつ
表示されているかどうか。使用可能と表示の設定が両方ともオンのドキュメントテンプレートのみがリストに表示されます。現在のコンテキストまたはその親コンテキストで使用可能と表示の設定がオンになっているテンプレートがない場合は、ドキュメントテンプレートからドキュメントを作成できません。
◦ 別のコンテキストに複数の同じ名前のドキュメントテンプレートがある場合は、最下位のコンテキストにあるドキュメントテンプレートがリストに表示されます。
ドキュメントテンプレートのコンテンツとして使用されるファイルは、システムで作成され Windchill にアップロードされたファイルです。