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Arbortext Editor インストールバンドルの管理
ユーザーが Windchill Arbortext Editor を PTC サーバーからダウンロードできるようにするには、事前にユーザーのWindchill Arbortext Editor「ソフトウェアのダウンロード」ページで インストールバンドルを使用可能に設定する必要があります。そのためには、Windchill Arbortext ページに「Arbortext」セクションが追加され、Windchill Arbortext Editor インストールバンドルがダウンロード可能な状態に設定されている必要があります。使用可能なインストールバンドルについては、「ソフトウェアのダウンロード」ページから更新または削除できます。これらのタスクを実行できるのは、サイト管理者だけです。
インストールバンドルは、Arbortext Editor Deployment Kit を使用して作成できる、約 60 MB の実行ファイル (.exe) です。詳細については、Windchill Arbortext Editor ヘルプセンターから入手できる Arbortext Editor Deployment Kit Guide を参照してください。
「ソフトウェアのダウンロード」ページに「Arbortext」セクションを追加する
「Arbortext」セクションをユーザーの「ソフトウェアのダウンロード」ページに追加するには、次の手順を実行します。
1. windchill シェルを開きます。
2. 次のコマンドを実行します。
cd bin
3. 次のコマンドを実行します。
ant -f setupAE.xml enableSoftwareDownloads
4. 認証を要求するメッセージが表示されると、サイト管理権限のあるユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。
これで、「ソフトウェアのダウンロード」ページを開くと「Arbortext」セクションが表示されるようになります。 今回はダウンロードが使用できないというメッセージが表示されます。
また、このコマンドを実行すると、「サイト」 > 「フォルダ」テーブルに「Arbortext Downloads」フォルダが作成されます。
Arbortext Editor インストールバンドルをダウンロード可能に設定する
Windchill Arbortext Editor インストールバンドルをダウンロード可能にするには、次の手順を使用します。
1. 「サイト」 > 「フォルダ」へ移動します。
2. 「フォルダ」テーブルから「Arbortext Downloads」フォルダを選択し、「新規ドキュメント」をクリックしてインストールバンドルを Windchill ドキュメントとしてアップロードします。(前のセクションのコマンドを実行すると、「Arbortext Downloads」フォルダが自動的に作成されます。)
3. 「新規ドキュメント」ウィンドウで、次の情報を適切なフィールドに指定します。
「名前」「ソフトウェアのダウンロード」ページでユーザーに表示するテキストを入力します。Windchill Arbortext Editor バージョン (製造コード含む) や、バンドルが特定のユーザーグループを対象としているかどうかを含めます。たとえば、"Windchill Arbortext Editor 5.4 M020 for the Engineering Group" などと入力します。
「ローカルのファイルパス」Windchill Arbortext の情報アーキテクトが決めたインストールバンドルファイル名を正しく指定します。
「場所」「Arbortext Downloads」フォルダの場所を確認します。
デフォルトの設定を使用するか、自社の規定に従ってその他のフィールドを指定します。
4. 「OK」をクリックします。
少し遅れて、ユーザーの「ソフトウェアのダウンロード」ページの「Arbortext」セクションにインストールバンドルがハイパーリンクとして表示されます。
1 つ以上のインストールバンドルをダウンロードできます。
Arbortext Editor インストールバンドルの更新
Windchill Arbortext の情報アーキテクトからインストールバンドルの更新を受け取ったら、サイト管理者は「コンテンツを置換」または「チェックアウトおよび編集」操作のいずれかをドキュメントに実行することにより、インストールバンドルを更新できます。「ソフトウェアのダウンロード」ページには、ドキュメントの最新作業版数だけが、最終更新日とともに表示されます。
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インストールバンドルを含むドキュメントがチェックアウトされると、インストールバンドルは「ソフトウェアのダウンロード」ページに表示されなくなります。
インストールバンドルの更新を行う際には、以下のベストプラクティスに留意してください。
チェックインコメントを使用して、新しいインストールバンドルの作業版数の提供者や受信日などを示します。これらのコメントはドキュメントの情報ページに表示され、管理者に役立つ情報が提供されます。このコメントは、ユーザーの「ソフトウェアのダウンロード」ページには表示されません。
インストールバンドルの各作業版数が使用するディスク容量 (約 60 MB) が問題である場合、「最新でない作業版数を削除」操作を使用して、以前の作業版数を削除します。
インストールバンドルの「ソフトウェアのダウンロード」ページからの削除
「ソフトウェアのダウンロード」ページからインストールバンドルを削除し、ユーザーが使用できないようにするには、以下のいずれかの方法を使用します。
インストールバンドルを含むドキュメントで「削除」操作を使用します。ドキュメントは「Arbortext Downloads」フォルダから削除され、ユーザーは使用できなくなります。
適切な作業版数をダウンロードして、ドキュメントを前のバージョンに戻し、新しい最新作業版数としてチェックインします。
ドキュメントのライフサイクル状態を「キャンセル」に変更します。ドキュメントは「Arbortext Downloads」フォルダに残りますが、ユーザーの「ソフトウェアのダウンロード」ページには表示されません。この方法は、使用したインストールバンドルの記録を残したり、インストールバンドルを将来使用するために残しておく場合に便利です。