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「セキュリティラベルを修正」監査イベントを有効にした場合、UpdateSecurityLabelsコマンドラインユーティリティの実行時間が大幅に長くなります。詳細については、監査のためのセキュリティラベルイベントの有効化を参照してください。
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プロパティ
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説明
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wt.access.UpdateSecurityLabels.authorizedParticipant
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オプション (アクセス制限を推奨します)
ユーティリティを実行できるユーザー、ユーザー定義のグループ、組織の UFID に設定します。
デフォルトでは、このプロパティはサイト管理者グループに設定されます。
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wt.access.UpdateSecurityLabels.chunkSize
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オプション
別のチャンクを開始する前に 1 つのチャンク内で更新されるオブジェクトの最大数を指定します。このプロパティを設定することで、大量の更新を行う場合のパフォーマンスを向上できます。たとえば、100,000 個のオブジェクトに対してユーティリティを実行する場合、チャンクサイズを 5000 に設定すれば、20 個のチャンクを処理できます。いずれかのチャンクが失敗した場合、そのチャンクのみを再処理し、成功したほかのすべてのチャンクは処理を続行できます。
デフォルトでは、このプロパティは 1000 に設定されます。
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wt.access.UpdateSecurityLabels.noChangeValue
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オプション
セキュリティラベル値を指定した値に設定せず、そのまま使用するための文字列を指定します。
デフォルトでは、このプロパティは設定されていません。
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プロパティ
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説明
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log4j.appender.UpdateSecurityLabelsReport
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必須
このプロパティは wt.access.UpdateSLsReportAppender に設定する必要があります。このプロパティは、ユーティリティによって生成される出力ファイルのフォーマットを指定します。
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log4j.appender.UpdateSecurityLabelsReport.File
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必須
UpdateSecurityLabels コマンドラインユーティリティの実行後、TSV ファイルタイプで出力ファイルが生成されます。このプロパティは、ファイルの保存場所とファイル名を決定します。ファイル名には Java 仮想マシン識別子 (%jid)、スレッド識別子 (%tid)、ミリ秒単位の時刻 (%time) を追加できます。各出力ファイルが一意のファイル名を持つように、少なくとも以下のいずれかの値を追加することをお勧めします。
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log4j.appender.UpdateSecurityLabelsReport.MaximumNumberOfRecords
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オプション
出力ファイルに表示されるレコードの最大数を指定します。この数に達すると、出力ファイルにサフィックス "_x" が追加され ("x" はファイル番号)、新規出力ファイルが作成されます。たとえば、プロパティを 60 に設定し、レコードが 100 個ある場合、60 個のレコードを含む Report_1 と 40 個のレコードを含む Report の 2 ファイルが生成されます。
このプロパティを設定しない場合、デフォルトで 20000 に設定されます。
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log4j.appender.UpdateSecurityLabelsReport.MaximumFileSizeInBytes
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オプション
出力ファイルの最大ファイルサイズを指定します。この数に達すると、サフィックス "_x" ("x" はファイル番号) の新規出力ファイルが生成されます。
このプロパティを設定しない場合、デフォルトで 10 MB に設定されます。
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log4j.additivity.wt.access.UpdateSecurityLabelsReport
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オプション
出力ファイルに加え、メソッドサーバーのログにも情報が書き込まれるかどうかを指定します。
デフォルトでは、このプロパティは「真」に設定されます。
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log4j.logger.wt.access.UpdateSecurityLabelsReport
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必須
出力ファイルに含まれる詳細のレベルを決定します。以下の属性値を使用できます。
• TRACE: 処理される各オブジェクトの入力ファイルの場所、サマリー行、ステータスが表示されます。
• INFO: 個々のオブジェクトの入力ファイルの場所、サマリー行、失敗やエラーが表示されます。
• ERROR: 個々のオブジェクトの入力ファイルの場所、失敗やエラーが表示されます。
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