特殊な管理 > データセキュリティの確保 > セキュリティラベルと免除承諾 > セキュリティラベルの概要 > セキュリティラベル値 > Null 以外のセキュリティラベル値の例外の承諾
  
Null 以外のセキュリティラベル値の例外の承諾
免除承諾により、標準セキュリティラベル値またはカスタムセキュリティラベルのすべての値に例外を指定できます。たとえば、標準セキュリティラベルが適用されているオブジェクトにアクセスする必要があるユーザーが、そのセキュリティラベル値の承認された参加者でない場合、事前に指定した期間の間、有効な免除承諾を介してそのユーザーにその値へのアクセス権を付与できます。標準免除承諾は、追加の参加者がセキュリティラベルが適用されている指定したオブジェクトの値にアクセスできるようにします。標準免除承諾には、セキュリティラベルが適用されている任意のオブジェクトを関連付けることができます。コンテキストベースの免除承諾は、追加の参加者がその免除承諾と同じコンテキスト内にあるセキュリティラベルが適用されたすべてのオブジェクトの値にアクセスできるようにします。セキュリティラベル値のアクセス権が付与されている参加者がそのオブジェクトに対して必要な処理を行うためには、適切なアクセス許可が必要です。
免除承諾は、ユーザーが定義した、サイトレベルの承諾マネージャグループのメンバーのみが作成および修正できます。このグループはセキュリティラベルのコンフィギュレーションファイル内で指定されています。承諾マネージャは、付与されているアクセス許可に応じて、プロジェクト、製品、ライブラリ、組織、サイトの各コンテキストで免除承諾を作成できます。コンテキストフォルダ構造から免除承諾にアクセスすることはできません。免除承諾には「承諾」ページまたはサーチ結果テーブルからのみアクセスできます。承諾マネージャグループのメンバーだけが「承諾」ページにアクセスできます。
詳細については、免除承諾を参照してください。