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定期的なキュー保守の実行
キューの定期的な保守は、システムパフォーマンスにとって重要です。失敗したエントリと重大なエントリが蓄積されるとキューテーブルが大きくなり、パフォーマンスが低下する原因となります。
失敗したエントリと重大なエントリを定期的に表示して、それを除去するか「準備完了」にリセットします。最初に本番システムを展開するときは、毎週、定期的なキュー保守を実行することをお勧めします。ユーザーのサイトのパターンが把握できたら、そのパターンに合わせて保守のスケジュールを変更してください。
管理者は、失敗した重大なエントリを削除しても問題がないか、または削除せずに「準備完了」にリセットするべきかを判断しなければなりません。この判断は、特定のキューとサイトの慣行に左右されます。
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デフォルトでは、完了したタスクはキューから削除されます。ただし wt.queue.removeCompleted プロパティがそれを保持するように設定してある場合は、定期保守の際に完了したエントリも削除する必要があります。
キュー保守の定期ルーチンを開発するには、以下の手順を実行します。
1. 「キュー管理」テーブルから、定期的保守を実行するキューに該当する行を見つけます。
2. 右クリックして、操作メニューから「情報を表示」を選択するか、行の「情報を表示」 アイコンをクリックします。
キューの情報ページが開きます。
3. 情報ページの「キューエントリ」テーブルから、「ステータス」列を使用して行を並べ替えて、類似のステータスを持つキューをグループ化します (エントリがまだ並べ替えられていない場合)。
4. 失敗ステータスの各エントリを調べて、削除するかリセットするかを決めます。
失敗したエントリを削除するには、テーブルの左端の列のチェックボックスを使用してエントリを選択して、「削除」アイコン をクリックします。
または、削除するエントリを選択してから、右クリックしたときに表示される操作メニューで「削除」を選択します。
失敗したエントリをリセットするには、テーブルの左端の列のチェックボックスを使用してエントリを選択して、「リセット」アイコン をクリックします。
または、リセットするエントリを選択してから、右クリックしたときに表示される操作メニューで「リセット」を選択します。
5. 重大ステータスの各エントリを調べて、削除するかリセットするかを決めます。
重大なエントリを削除するには、テーブルの左端の列のチェックボックスを使用してエントリを選択して、「削除」アイコン をクリックします。
または、削除するエントリを選択してから、右クリックしたときに表示される操作メニューで「削除」を選択します。
重大なエントリをリセットするには、テーブルの左端の列のチェックボックスを使用してエントリを選択して、「リセット」アイコン をクリックします。
または、リセットするエントリを選択してから、右クリックしたときに表示される操作メニューで「リセット」を選択します。
6. 各キューで、失敗したエントリと重大なエントリがすべて削除またはリセットされるまで、この手順を繰り返します。