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キュー管理ユーティリティを使った作業
Windchillのバックグラウンドキューでは、電子メール通知やライフサイクルプロセスの処理など、多くのタスクを実行します。「キュー管理」ユーティリティは、Windchill のバックグラウンドキューの実行を監督し、タスク実行およびキューのステータスをユーザーがモニターできるようにします。「キュー管理」ユーティリティには、「サイト」 > 「ユーティリティ」からアクセスできます。
「キュー管理」テーブルには現在のキューの一覧が表示され、テーブルに表示されているキューに対して操作を実行できます。
以下の表は、テーブルを構成するデフォルト列の一覧を示します。
説明
名前
キューの名前。
タイプ
各キューのタイプが表示されます。「プロセス」「スケジュール」、または「プール」です。
プロセスキューは、追加された順番にエントリを実行します。
スケジュールキューは、スケジュールされた実行時間に従ってエントリを実行します。
プールキューは、キューに作成されたエントリをすべてプールして、ほかのエントリとは独立して、各キューエントリを実行します。エントリにスケジュールはありません。代わりに、リソースが使用可能になると、キューに入った順番にエントリが実行されます。ただし、実際の実行順序、ひいては完了順序は保障されません。
管理者は、このタイプのキューを「キュー管理」テーブルから作成することはできません。このタイプのキューを作成するにはカスタムコードが必要です。
ステータス
キューを開始しているか停止しているかを示します。
キューを開始すると、そのキューはアクティブ状態となり、タスクが処理されます。キューを停止すると、そのキューは非アクティブ状態となり、キューが再開始するまでタスクは処理されません。キューが使用不可になると、ステータスは「停止」になります。
キューのステータスを変更するには、テーブルの上部にある「開始」 アイコンと「停止」 アイコンを使用します。
有効
キューが使用可能か使用不可かを示します。
キューが使用可能な場合は、コラムに「有効」と表示され、実行時にキューが自動的に開始されます。キューが使用不可の場合は、列に「使用不可」と表示され、実行時にキューが自動的に開始されません。キューの有効化と無効化を参照してください。
グループ
キューが割り当てられているグループが表示されます。キューが割り当てられているグループがない場合、値は「デフォルト」になります。キューのグループへの割当を参照してください。
エントリ総数
キューのキューエントリの総数が表示されます。
待ちエントリ
キュー内の待機エントリの数が表示されます。
重大/失敗エントリ
失敗したエントリまたは重大なエラーを返したエントリの数が表示されます。「失敗」または「重大」のステータスになっているキューの対処については、定期的なキュー保守の実行を参照してください。
選択したすべてのキューに対して操作を実行するには、テーブル上部にある以下のアイコンを使用します。キューを選択するには、キューの行の最初にあるチェックボックスをオンにします。
アイコン
説明
選択したキューを開始します。「ステータス」列の値は「開始」に変わります。キューを開始すると、そのキューは非アクティブまたは処理中になります。
使用可能な現在中止されているキューから選択されたキューのみを開始します。
選択したキューを停止します。「ステータス」列の値は「停止」に変わります。キューを停止すると、キューにエントリを追加することはできても、リクエストは処理されなくなります。
現在開始されているキューから選択されたキューのみを停止します。
選択したキューを使用可能にします。選択したキューのうち現在使用不可のキューのみが使用可能になります。
選択したキューを使用不可にします。選択したキューのうち現在使用可能のキューのみが使用不可になります。
テーブルの行にマウスカーソルを置いたときに使用できる右クリックメニューには、テーブルの上部にあるアイコン経由で実行可能な操作のショートカット、および、「編集」操作と情報ページ アイコンが用意されています。
テーブル上部にある「新規キュー」アイコン を使用すると、バックグラウンドキューを作成することもできます。
キューの詳細については、バックグラウンドキューの設定と関連プロパティを参照してください。