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タイムアウト、自動パブリッシング、スケジュールされたパブリッシング
タイムアウト
Worker Agent が Worker にリクエストを送信する際、ジョブのステータスを確認する方法がありません。したがって、Worker Agent は指定された期間だけ待機します。wvs.properties ファイルで、以下のプロパティはパブリッシングに対して、それぞれ異なるタイムアウト値を定義します。
publish.cadtimeout.component=600
publish.cadtimeout.assembly=3600
publish.cadtimeout.drawing=600
これらのプロパティでは、パブリッシング担当者が単一のコンポーネント、アセンブリ、または図面を処理する場合に Worker Agent が待機する秒数をそれぞれ指定します。最も大規模なデータセットを処理できるように、これらの値をサイトのニーズに合わせて調節します。値が小さすぎる場合、エラーが表示され、表示可能なデータは作成されません。
パブリッシングの自動化
表示可能な CAD データのパブリッシングを自動化するには、いくつかの方法があります。Workgroup Manager または Pro/INTRALINK などのゲートウェイからドキュメントがチェックインされた場合、READY_TO_PUBLISH イベントが発生します。wvs.properties ファイルで次のプロパティが true に設定されている場合は、このイベントによりパブリッシングジョブがサブミットされます。
publish.service.readytopublish.enabled=true
このジョブは、ファイルをチェックインしたユーザーがプロパティページの「パブリッシング」アイコン を使用してパブリッシングリクエストを出した場合とまったく同様に処理されます。パブリッシングプロセスに使用するコンフィギュレーション仕様は、WGM などのイベントが発生したアプリケーションにより指定されます。このコンフィギュレーション仕様が「Null」の場合、「publish.configspec.default.useasstoredifavailable」のプロパティ値により、WVS は最新のコンフィギュレーション仕様または保管状態コンフィギュレーション仕様を使用します。
スケジュールされたパブリッシング
コンテナ固有の照会を実行して返されたオブジェクトにパブリッシングジョブを作成する WVS スケジューラジョブを作成することもできます。これには「WVS ジョブスケジューラ管理」ツールを使用します。このツールでは、既成のパブリッシングジョブスケジューラメソッドを選択して、現在のコンテキストで特定の時刻に (オプションで繰り返し) 実行できます。または、会社で必要な特定の照会とパブリッシング操作を実行する、カスタムパブリッシングジョブスケジューラメソッドを記述することもできます。詳細については、WVS ジョブスケジューラ管理を参照してください。