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プロジェクトの状態
プロジェクトおよびプロジェクトに含まれるオブジェクトの状態とフェーズを定義できます。
プロジェクトおよびプログラムの状態
プロジェクトまたはプログラムの場合、状態とは、操作やアクティビティの段階を指します。
自動実行を使用する場合、プロジェクトの状態に応じて、特定の計画の状態のみが許容されます。自動実行される計画での状態の操作の詳細については、自動実行を参照してください。
状態
アクセス許可
定義済み
プロジェクトは作成されていますが、計画は開始しておらず、チームメンバーに参加要請がまだ送信されていません。
プロジェクトマネージャはコンテンツを追加および更新できます。
プロジェクトマネージャが「チーム」テーブルの操作を使用してプロジェクトチームへの参加要請を手動で行っていないかぎり、その他のユーザーはそのプロジェクトにアクセスできません。ただし、追加された後も、プロジェクトが「定義済み」状態になっている間は、そのプロジェクト内でチームメンバーが操作を実行することはできません。
実行中
プロジェクトが開始済みで、チームメンバーに参加要請が送信されています。
アクセスは標準のアクセス制御によって決定されます。
サスペンド
プロジェクトが一時的にアクティブリストから除去されました。
プロジェクトマネージャとオーナーはコンテンツを追加および更新できます。
その他のユーザーには読み取り専用アクセスが与えられます。
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プロジェクトがサスペンドされると、対応する計画もサスペンドされます。プロジェクトが再開されたとき、計画は別個の手動の操作によって再開される必要があります。
計画が自動的に再開されるようにするには、次のプロパティを true に設定します。
com.ptc.projectmanagement.plan.resumePlanOnProjectResume
キャンセル
プロジェクトはアクティブリストから永久に除去されますが、チームメンバーがプロジェクトデータを使用することは可能です。
すべてのユーザー (プロジェクトマネージャを含む) には、プロジェクトまたはプログラムフォルダ内のデータに対する読み取り専用アクセスが与えられます。
プロジェクトマネージャは、引き続き計画アクティビティを更新できます。ただし、その他のユーザーは計画コンテンツに対して読み取り専用のアクセスしかできません。
完了
手動実行を使用する場合、計画の状態は「完了」に設定されます。
「実行中」状態の自動実行計画がプロジェクトに含まれている場合、計画は「サスペンド」状態に移行します。
すべてのユーザー (プロジェクトマネージャを含む) には読み取り専用アクセスが与えられます。
「サスペンド」「キャンセル」「完了」状態の設定の詳細については、プロジェクトの終了を参照してください。
アクティビティの状態
計画アクティビティには次の状態を使用できます。
スケジュール済み
処理中
サスペンド
完了
アクティビティの状態は、次の要因によって自動的に変更されます。
計画の状態の変更
たとえば、計画がサスペンドされると、処理中のアクティビティも自動的にサスペンドされます。
タスク依存関係
たとえば、あるアクティビティの別のアクティビティに対するタスク依存関係が「終了-開始」である場合、最初のアクティビティが完了するまでは「スケジュール済み」の状態になります。タスク依存の詳細については、先行関係を参照してください。
計画が自動実行モードの場合、「スケジュール」テーブルで追加の実行制御を使用できます。アクティビティに対するアクセス可能な操作は、アクティビティの状態によって決まります。詳細については、自動実行を参照してください。
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個々のアクティビティの状態を表示するには、「スケジュール」テーブルでカスタムビューを作成して、「状態」属性の列を追加します。
プロジェクトおよびプログラムのフェーズ
プロジェクトのフェーズは、プロジェクトを使用するメンバーおよび組織に対して、プロジェクトの完成度を示します。プロジェクトマネージャはフェーズを設定できます。フェーズは、プロジェクトまたはプログラムの特有の機能やアクセス制御機能にはリンクされません。
フェーズのリストはカスタマイズ可能で、サイトによってさまざまに異なります。