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「子部品」タブでの編集
「子部品」タブでは、選択したアセンブリの子部品の親子関係情報を効率的に編集できます。
テーブルの行をクリックすると、その行がハイライトされます。テーブルのボックスで囲まれたセルは編集可能です。
Shift キーまたは Ctrl キーを使用すると、複数の行がハイライトされます。
TAB キーを押すと、テーブルにある編集可能フィールド間でカーソルが右または下に移動します。
Shift キーを押しながら TAB キーを押すと、テーブルにある編集可能フィールド間でカーソルが左または上に移動します。
矢印キーを押すと、矢印の向きにカーソルが 1 セル分移動します。
HOME キーを押すと、最初の編集可能なセルにカーソルが移動し、END キーを押すと、最後の編集可能なセルにカーソルが移動します。
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親子関係属性を編集するには、親部品をチェックアウトする必要があります。「子部品」テーブルで属性を編集すると、親部品が自動的にチェックアウトされます。変更結果を保存するには、編集が完了したときに親部品をチェックインする必要があります。アセンブリは自動チェックインされません。
「子部品」タブの上部にあるツールバーでは以下の操作を実行できます。
アイコン
操作名
説明
既存を挿入
以前に作成した部品を検索し、部品構造に挿入します。詳細については、既存部品の挿入を参照してください。
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「子部品」テーブルの下部にある空の部品行には、先頭に「既存を挿入」アイコン が表示されており、ここに既存部品を挿入できます。目的の部品を見つけるには、部品の番号または名前の一部を入力します。サーチ結果を広げるには、サーチ基準の最初にアスタリスク (*) を追加します。この機能は、翻訳テキスト属性には使用できません。
新規を挿入
新規部品を作成して、構造に追加します。新規部品の作成の詳細については、新規部品の作成を参照してください。
複数の新規を挿入
複数の新規部品を作成して、構造に追加します。複数の新規部品の作成の詳細については、複数の新規部品の作成を参照してください。
除去
選択した部品を製品構造から除去します。親アセンブリ部品は自動的にチェックアウトされ、除去操作が完了した後もチェックアウト状態のまま残ります。
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除去された部品はデータベースからは削除されません。部品構造から除去されるだけです。
親子関係属性を編集
「親子関係属性を編集」ウィンドウが開き、選択した部品と親アセンブリ部品との親子関係の属性を編集できます。
属性値を編集
複数選択した部品の、選択した親子リンク属性値を編集します。詳細については、属性値の編集を参照してください。
選択肢を割当
コンフィギュレーション可能部品の子部品用のオプションロジックを編集します。オプションロジックは、フィルタされた製品構造にその部品を表示するかどうかを決定します。
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この操作および対応する列が表示されるのは、親部品がコンフィギュレーション可能部品であり、この製品に対してオプションフィルタテンプレートが登録されている場合のみです。
コピー
Windchill で選択したオブジェクトをクリップボードに追加します。クリップボード上のオブジェクトは、新しいオブジェクトまたは参照として別の場所に貼り付けることができます。貼り付け操作を含むすべてのクリップボード操作の詳細については、クリップボード操作セットを参照してください。
貼り付け
最後にコピーしたオブジェクトを製品構造に貼り付けます。
選択した部品をクリップボードから貼り付け
選択した部品を Windchill クリップボードから製品構造に貼り付けます。このオプションでは、コピー済みオブジェクトのうちどれを追加するかを選択できます。複数のコピー済みオブジェクトをテーブルに追加することもできます。
リストをファイルにエクスポート
「子部品」タブに表示されている部品情報を、デスクトップのファイルにエクスポートできます。
部品構造情報をエクスポートするには、次の手順に従います。
1. 部品を選択し、左側の構造枠にある「子部品」タブに表示します。
2. 「リストをファイルにエクスポート」 アイコンをクリックして、ドロップダウンメニューからファイルフォーマットを選択します。
3. エクスポートするファイルをブラウザで開くか、それとも保存するかを確認するメッセージが表示されます。メッセージの内容は使用しているブラウザによって異なります。
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エクスポートしたファイルの名前は、構造枠で選択した部品から付けられます。
以下の表は、「子部品」テーブルで直接編集できる親子関係特有の属性について説明してます。
属性
説明
編集
行番号
統合基幹業務システム (ERP) の製造部品表 (BOM) 内での、この部品の位置を示します。
部品の「行番号」フィールドに整数値を入力します。
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部品の行番号は部品アセンブリ内で重複してはいけません。
数量
アセンブリに使用されている部品の数量を識別します。
「数量」フィールドに数量値を入力します。
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「単位」が「個」に設定されている場合は、整数値を入力する必要があります。
単位
アセンブリ内の部品の数量を表す測定単位を指定します。
メニューから目的の値を選択します。「個」「必要分」に加え、体積、長さ、重さを表すヤード/ポンド法またはメートル法の単位を使用できます。
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「個」からその他の単位 (またはその逆) に変更するとき、「オカレンス」タブでバルク部品のオカレンスを削除します。
追跡区分
製造した部品のコピーをシリアル番号で追跡するか、ロット番号で追跡するかを指定します。
メニューから目的の値を選択します。選択できる値は以下のとおりです。
ロット
ロット/シリアル番号
シリアル番号
トレースなし
参照指定子
製品構造内で、同じ部品が複数の場所で使用される場合、それらを識別するための英数字コード。
参照指定子コードをコンマで区切って入力するか、C1-C4 のように参照指定子範囲を入力して、オカレンスを追加します。「子部品」タブからオカレンスを追加する方法の詳細については、オカレンスの追加を参照してください。
検索番号
製品構造内の部品と、アセンブリ図面の同じ部品とを相互参照するための属性。
任意の英数字値を入力します。