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オカレンス表示
Windchill のオカレンスとは、部品構造内の部品の、ある名前付き使用についての情報を格納するデータベースオブジェクトです。オカレンスの名前は参照指定子と呼ばれます。たとえば、自動車の最上位アセンブリはタイヤを 4 本持つ必要があります。オカレンスは、自動車アセンブリで "タイヤ" という部品を使用するごとに、T1、T2、T3、T4 のように参照指定子を割り当てて作成します。オカレンスには、自動車アセンブリ画像内でのタイヤ画像の幾何的位置といったその他の独自情報を含めることができます。詳細については、オカレンスを参照してください。
部品オカレンスは、部品構造を持つオブジェクトの情報ページにある「構造」タブで参照できます。表示モードが「オカレンスを表示」に設定されている場合は、構造枠の「オカレンス」タブのテーブルに表示されます。オカレンスの表示設定に関する詳細は、「表示」操作セット - 部品を参照してください。
Windchill では、アセンブリの全部品の使用にオカレンスを作成する必要はありません。たとえば、10 個の部品を使用してアセンブリを作成し、そのうち 5 個の部品にのみ参照指定子名を付けることができます。「オカレンスを表示」設定で部品構造を表示すると、名前付きのオカレンスごとに 1 行が表示され、非オカレンスステータスインジケータ が付いたサマリー行が表示されます。各オカレンス行では、「参照指定子」列にオカレンス名が表示され、数量は 1 となります。サマリー行では、「参照指定子」列には値が表示されず、数量はオカレンスの数を引いた合計数に設定されます。新しいオカレンスが定義されると、それらは新しい行に表示され、定義された新しいオカレンスの数だけ非オカレンスサマリー行の数量が減らされます。定義された新しいオカレンスの数が合計数と等しい、または合計数を超えている場合、定義されたオカレンスの数と等しくなるように数量が増え、非オカレンスサマリー行は表示されなくなります。
個々のオカレンスおよび非オカレンスサマリー行に対して操作が実行されます。一部の操作において、サマリー行で実行した結果が、オカレンスノードで実行した操作結果と異なる場合があります。
詳細については、オカレンスの追加および「オカレンス」タブでの編集を参照してください。
オカレンスへのサイト固有の属性の追加
サイト固有の属性をオカレンスに追加するには、次の手順に従います。
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ステップ 1 から 3 を実行するには、サイト管理者または組織管理者である必要があります。
1. 「タイプおよび属性の管理」ユーティリティ「グローバル属性を管理」セクションから、オカレンスで使用可能にするサイト固有の属性として再利用可能属性を作成します。詳細については、再利用可能属性の管理および再利用可能属性の作成を参照してください。
2. 「タイプおよび属性の管理」ユーティリティ「タイプを管理」枠で、「子部品オカレンスの属性」タイプを選択します。
3. 「子部品オカレンスの属性」タイプの「属性」タブで、次の点に注意して新しい属性を作成します。
「属性を定義」ステップでは、属性タイプとして「グローバル」を選択します。
「グローバル属性を選択」ステップでは、ステップ 1 でサイト固有の属性として作成したグローバル属性を選択します。
詳細については、新規属性の作成を参照してください。
4. 新しい属性が含まれるテーブルビューを作成すると、新しい属性が「オカレンス」タブに表示されます。詳細については、テーブルビューのカスタマイズを参照してください。