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参照リンクで使用されるドキュメントバージョン (プロジェクトおよびプログラム)
前述のとおり、「部品参照リンク」(WTPartReferenceLink) はドキュメントマスターにリンクされますが、ドキュメントのライフサイクル状態の規則に基づいてマスターのドキュメントバージョンが表示されます。
Windchill のデフォルトの動作では、ドキュメントの最新のリリース済みバージョンがサーチされて表示されます。リリースされたドキュメントのバージョンがない場合は、ドキュメントの最新の作業バージョンが表示されます。
デフォルトの動作を変更するには、「プリファレンス管理」ユーティリティで、「部品に関連付けられている参照ドキュメントの表示に使用されるドキュメントのライフサイクル状態をコンマで区切ってリストします。」プリファレンスの値セットを変更します。
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状態は、有効なライフサイクル状態である必要があります。状態は、StateRb.rbinfo 内のキーと値の組み合わせで、オブジェクトに関連付けられているライフサイクルテンプレートで表示できます。状態は、大文字を使用して常に指定されます。
たとえば、ドキュメントの「リリース済み」、「承認済み」、および「完了」状態を含めるようサーチを変更するには、プリファレンス値を以下のように設定します。
RELEASED,APPROVED,COMPLETED
このプリファレンスを設定すると、Windchill では最新の「リリース済み」バージョンが最初にサーチされます。「リリース済み」バージョンが見つからない場合は、最新の「承認済み」バージョンがサーチされます。「承認済み」バージョンが見つからない場合は、最新の「完了」バージョンがサーチされます。したがって、3 つのバージョン (A = リリース済み、B = 承認済み、および C = 作業中) がある参照ドキュメント 4 に部品がリンクされている場合、wt.properties の状態設定に応じて、Windchill では、リリース済みのバージョン A の最新の作業版数が表示され、残りのバージョンは無視されます。