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オブジェクト初期化規則のベストプラクティス
オブジェクト初期化規則は個々の製品コンテキストやライブラリコンテキストに設定できますが、その影響について考慮してください。
ほとんどのサイトでは、組織レベルまたはサイトレベルで設定して、組織全体またはサイト全体が同じ規則のセットを使用するようにしてください。
製品コンテキストやライブラリコンテキストで別個の規則を設定した場合は、コンテキスト間のオブジェクトの移動が制限されてしまう可能性があることに注意してください。たとえば、特定の製品またはライブラリで作成したライフサイクルテンプレートがほかの製品やライブラリで使用できないとします。その場合、ライフサイクルテンプレートを使用するオブジェクトは 1 つも移動できません。製品またはライブラリ特有のチームテンプレートを使用する場合も同様です。チームテンプレートを使用するオブジェクトは移動できません。また、オブジェクトで使用するバージョン化スキームが移動先の製品またはライブラリのスキームに一致していないと、オブジェクトは移動できません。
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製品設計テンプレート (製品の作成時にデフォルトで提供) には、そのことを示すために、サイトレベルであらかじめ設定されたものとは別に、部品、ドキュメント、CAD ドキュメントごとのデフォルトのライフサイクルテンプレートとバージョン化スキームを設定するオブジェクト初期化規則が含まれています。このテンプレートでは、簡略ライフサイクルおよび状態ベースのバージョン化の使用を示しています。一意の規則が優先的に必要とされるビジネスプラクティスでないかぎり、これらの機能を使用するには、組織またはサイトのオブジェクト初期化規則を修正して製品設計テンプレートから除去するようにしてください。