プロパティ ato.alternate.expression.format を使用した定義式の表示の制御

このセクションでは、プロパティ ato.alternate.expression.format を使用して、割り当てられた定義式、エイリアス、条件付き規則内の定義式の表示を制御する方法について説明します。

管理者は、wt.properties ファイルでプロパティ ato.alternate.expression.format を設定することで、割り当てられた定義式の読み取り専用表示を設定できます。このプロパティ設定はサイト全体に適用され、割り当てられた定義式、選択肢規則、エイリアスが表示されるユーザーインタフェースに影響します。

このプロパティを true に設定した場合、次のようなフォーマットになります。

• ローカライズされた単語 "OR" の代わりに、サイトで設定されている OR 演算子の文字 (デフォルトは "/") が部分式の間に表示されます。

• 部分式が複数存在する場合、高度な定義式の部分式を囲む角括弧 { "[" および "]" } は丸括弧 { "(" および ")" } に置き換えられます。

このフォーマットは選択肢のみを使用した部分式の表示に適用されます。

このプロパティが false に設定されている場合、高度な定義式はデフォルトのフォーマットを使用して表示されます。

◦ ローカライズされた単語 "OR" の代わりに、サイトで設定されている OR 演算子の文字 (デフォルトは "/") が部分式の間に表示されます。

◦ 部分式が複数存在する場合、高度な定義式の部分式を囲む角括弧 { "[" および "]" } は丸括弧 { "(" および ")" } に置き換えられます。

• 条件付き規則の Then 部分には選択肢のみが表示され、オプションは表示されません。

たとえば、このプロパティが設定されていない場合、定義式の表示は次のようになります。

[(option1 = choice1a / option1 = choice1b) + option2 = choice2a] OR [-(option3 = choice3a) + option4 >= choice4a] --> Include ( opion5 = choice5a, option6 = choice6a)

このプロパティが true に設定されている場合、定義式の表示は次のようになります。

((choice1a / choice1b) + choice2a) / (-choice3a + >= choice4a) --> Include ( choice5a, choice6a)

「含む」、「有効」、「除く」規則の読み取り専用表示の制御

このプロパティが定義され、true に設定されている場合、選択肢規則には選択肢だけが表示され、オプションは表示されません。

たとえば、このプロパティが設定されていない場合、「除く」規則のデフォルト表示は次のようになります。

このプロパティが true に設定されている場合、「除く」規則の表示は次のようになります。

このプロパティが定義され、true に設定されている場合、エイリアスには選択肢だけが表示され、オプションは表示されません。

このプロパティが定義されていないか、false に設定されている場合、デフォルトのフォーマットが使用されます。

たとえば、このオプションが false に設定されている場合、表示フォーマットは次のようになります。(option1 = choice1a / option1 = choice1b) + option2 = choice2a + -(option3 = choice3a) + option4 >= choice4a

このオプションが true に設定されている場合、表示フォーマットは次のようになります。(choice1a / choice1b) + choice2a / (-choice3a + >= choice4a)