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標準部品とコンフィギュレーション可能モジュールの切り替え
既存部品を標準部品からコンフィギュレーション可能モジュールに、またその逆に変更できます。コンフィギュレーション可能モジュールから標準部品に切り替えると、その部品はコンフィギュレーション可能モジュールで使用できる特殊な機能、たとえば定義式の割当や高度な選択ロジックなどをサポートしなくなります。
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「名前を付けて保存」を使用して標準部品のコピーを作成し、コピーした部品をコンフィギュレーション可能部品に変更することもできます。
標準部品とコンフィギュレーション可能モジュールを切り替えるには、次の手順を実行します。
1. 部品を右クリックして、「共通属性を編集」をクリックします。
2. 「共通属性を編集」ウィンドウで、「コンフィギュレーション可能モジュール」属性の選択を変更します。
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標準部品をコンフィギュレーション可能部品に変更した場合は、「折りたたみ可能」属性を設定することによって、部品を折りたたみ可能にするかどうかを指定することもできます。部品が折りたたみ可能として定義されている場合、バリエーションの生成時に、部品はその子標準部品に置き換えられ、標準部品の数量が調整されます。
3. 「OK」をクリックして編集処理を終了し、部品をチェックインします。
コンフィギュレーション可能モジュールを標準部品に変更する際の制約事項
コンフィギュレーション可能モジュールを標準部品に変更する際には、部品のすべてのバージョンに対して次のチェックが行われます。
選択した部品に関連したバリエーション仕様が存在するかどうか
選択した部品に関連したバリエーション部品が存在するかどうか
選択した部品に関連したコンフィギュレーション可能 CAD ドキュメント (コンフィギュレーション可能モジュールまたはコンフィギュレーション可能製品) が存在するかどうか
選択した部品に、ほかのコンフィギュレーション可能モジュールへの論理参照が存在するかどうか
部品がここに示したオブジェクトのいずれかに関連している場合、部品を標準部品に変更することはできず、エラーメッセージが発行されます。同じ制限がコンフィギュレーション可能製品にも適用されます。