Windchill がシステムで動作するためには有効なライセンスが必要です。ライセンスには、すべての Windchill 資格が含まれています。Windchill ユーザーにはライセンスグループメンバーシップを介してライセンスが付与されます。付与されている機能へのアクセスは、購入したライセンスの数までに制限されています。

テストや開発など、設定できるサーバーの数に対する制限はありませんが、各 Windchill インスタンスに独自のライセンスファイルが必要です。

Windchill では、ライセンスを購入可能な期間に基づいて、以下のタイプのライセンスがサポートされます。

名前付きユーザーライセンスモデルおよびアクティブデイリーユーザーライセンスモデルについては、ユーザーライセンスの動作を参照してください。

ここで説明するように、ライセンスはオンラインモードまたは手動モードで取得および管理できます。

ライセンスのアクティベーションに成功すると、購入したライセンス機能が、Windchill の「ライセンス管理」ユーティリティの「ライセンス情報」タブに表示されます。

管理者は、ユーザーにライセンスを付与するため、各ライセンスグループにユーザーを追加する必要があります。

スタートアップ時および 24 時間ごとに、Windchill は PTC バックエンドシステムと同期化し、ライセンスが有効であるかどうかを確認します。ライセンスが無効であるか購読が期限切れになっている場合、Windchill はシャットダウンします。Windchill インスタンスをシャットダウンする前に PTC によって 6 時間の猶予期間が設けられています。クラスタ環境の場合、Windchill はすべてのノードでシャットダウンします。シャットダウンする前に、管理者は通知メッセージを受け取ります。

Windchill を PTC バックエンドシステムと同期化させることができなくても、有効なライセンスファイルがローカルにある場合は、Windchill を引き続き実行することができます。

ログイン時に次の条件を満たす場合、管理者グループのメンバーであるユーザーには通知メッセージが表示されます。

管理者グループのメンバーは、ライセンスの有効期限または有効期限が切れる機能の詳細に関する電子メールも受け取ります。

管理者は次の間隔で有効期限に関する通知を受け取ります。

ライセンス通知は次の方法でユーザーインタフェースに表示されます。

さらに、Windchill に有効なライセンスが設定されていない場合には、通知メッセージが Methodserver ログに表示されます。