ワイルドカードを使用したキーワードサーチ
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このトピックでは、 Windchill Index Search がインストールされて有効になっており、デフォルトのプリファレンス設定を使用している場合のサーチの動作について説明します。以下の例は、データベースサーチまたは インデックスなしキーワードサーチを実行している場合には当てはまりません。
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ワイルドカードとしてアスタリスク文字 (*) を含むインデックスキーワードサーチを実行する場合、サーチ文字列内のワイルドカードの位置によってサーチ対象のフィールドが制限されます。
• 後続のアスタリスク (keyword*) - 後ろに 0 個以上の文字があるキーワードが、すべてのオブジェクト属性およびプライマリコンテンツファイル内のテキストと比較されます。
• 先頭のアスタリスク (*keyword) - 前に 0 個以上の文字があるキーワードが、「名前」および「番号」属性と比較されます。キーワードはプライマリコンテンツファイル内のテキストとも比較されますが、1 つ以上の文字が前にあるキーワードでは結果が返りません。
キーワード文字列間の空白の代わりにワイルドカード文字を使用することはできません。Windchill Index Search では一部の特殊文字が空白に置き換えられるので、これによって混乱が生じる可能性があります。この動作の例を次に示します。
例: 後続のワイルドカード
この例では、後ろに 0 個以上の文字があるキーワード "form" でサーチを実行します。
サーチ結果
後ろに 0 個以上の文字があるキーワードが、すべてのインデックス付きオブジェクト属性およびインデックス付きプライマリコンテンツのテキストと比較されます。
例: 先頭のワイルドカード
この例では、前に 0 個以上の文字があるキーワード "form" でサーチを実行します。
サーチ結果
◦ 前に 0 個以上の文字があるキーワードが、「名前」および「番号」属性と比較されます。
◦ 「名前」と「番号」以外の属性 (「説明」や「作成者」など) は無視されます。
◦ キーワードはプライマリコンテンツと比較されます。ただし、先頭のワイルドカードは無視されます。このため、プライマリコンテンツは "form" という単語でのみサーチされます。�
| • 結果として "QA Meeting Minutes" は返されません。Windchill ではプライマリコンテンツテキストをサーチする際に先頭のワイルドカードは適用されないので、プライマリコンテンツ内の単語 "platform" が無視されるためです。 ただし、Windchill では「名前」属性と「番号」属性の値をサーチする際には先頭のワイルドカードが適用されるので、"Primary Platform Specs" という名前のオブジェクトは返ります。 • "TR-Suppliers" はその「説明」属性の値に "reform" が含まれていますが、返されません。これは、先頭のワイルドカードを使用した場合、「名前」属性と「番号」属性のフィールドだけがサーチされるためです。 |
例: 先頭と後続のワイルドカード
この例では、0 個以上の文字で囲まれているキーワード "form" でサーチを実行します。
サーチ結果
このサーチでは、前の 2 つのサーチの結果が組み合わされます。
◦ 前に 0 個以上の文字があるキーワードが、「名前」および「番号」属性と比較されます。
◦ 後ろに 0 個以上の文字があるキーワードが、すべてのインデックス付き属性と比較されます。
| この 2 つの規則が組み合わされるので、"form" の前後に 1 つ以上の文字がある文字列が「名前」または「番号」に含まれるオブジェクトもサーチに含まれます ("performance" や "reformat") など。 |
◦ キーワードはプライマリコンテンツと比較されます。先頭のワイルドカードは無視されますが、後続のワイルドカードは維持されます。
例: 1 つのキーワード用語内のワイルドカード
この例では、1 つ以上の文字によって連結されたキーワード "oil" と "pump" でサーチを実行します。
サーチ結果
詳細については、以下を参照してください。
◦ キーワードサーチでのスペースおよび複数のワイルドカードの使用
例: 2 つの離れたキーワード用語の間のワイルドカード
この例では、キーワード "oil" と "pump" で別のサーチを実行します。ただし、今回は "oil" と "pump" の間にスペースを追加します。�
サーチ結果
詳細については、以下を参照してください。
◦ キーワードサーチでのスペースおよび複数のワイルドカードの使用