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supplied ライブラリのタグ (ログ作成)
このタグライブラリは、スクリプトレットを使用することなく Info*Engine タスク内から log4j ログを簡単に使用できるようにします。このタグライブラリは、カスタム拡張ではなく、実際には Info*Engine タスクコンパイラでネイティブにサポートされていることに注意してください。
以下のタグは、http://www.ptc.com/infoengine/taglib/log タグライブラリに含まれています。これらのタグを使用するには、以下のような taglib ディレクティブをタスクで指定する必要があります。
<%@ taglib uri="http://www.ptc.com/infoengine/taglib/log"
prefix="log" %>
これらのタグの構文は、taglib ディレクティブに log プリフィックスが指定されていることを前提としています。別のプリフィックスを指定する場合は、タグ構文内で log の代わりにユーザー指定のプリフィックスを使用してください。
setLogger
log4j ロガーが使用されるように設定します。このタグが使用されない場合、タスクのデフォルトのロガー名は、タスクルート内のそのロケーションに基づいて、その親ディレクトリ名に "com.infoengine.tasks" というプリフィックスを付けた形式で指定されます。たとえば、タスクが /org/myCompany/MyTask.xml である場合、デフォルトのロガー名は com.infoengine.tasks.org.myCompany になります。
一般的に、setLogger タグは、適切にログ作成を制御するためにはデフォルトのロガー名が十分に詳細である必要があるため、ほとんど使用されません。このタグは、タスクがアプリケーションによって使用されている別の既存のロガーを再利用するように設定することで、カスタムロガー階層におけるアプリケーションのログ作成を制御できるようにする場合に役立ちます。
構文
<log:setLogger logger="LOGGER_NAME"/>
属性の説明
必須属性: logger
logger
使用するロガー名この属性は必須であり、これは定義式でもあります。
<log:setLogger logger="org.myorg.MyApplicationLogger"/>
info、debug、warn、error、trace
対応する log4j ログレベルごとにタグが 1 つあります。それぞれのタグがログメッセージを対応する log メソッドに発行します。
構文
<log:LEVEL message="log message"/>
属性の説明
必須属性: message
message
発行されるログメッセージ。この属性は必須であり、これは定義式でもあります。
<log:info message="INFO Message" />
<log:warn message="WARN Message" />
<log:debug message="Group g cotains ${g.elementCount} elements." />
<log:error message="ERROR Message" />
<log:trace message="TRACE Message" />