配布ターゲットへの材料の送信

材料情報を配布ターゲットにパブリッシングするには、「材料を配布ターゲットに送信」操作を使用します。配布ターゲットへの材料のパブリッシングは、部品表 (BOM) とは独立して行われます。たとえば、BOM が親部品 P1 と子部品 C1 および C2 を含んでいる場合に、「材料を配布ターゲットに送信」操作を使用して、部品 P1 に関連した材料情報を配布ターゲットにパブリッシングできます。

また、「材料を配布ターゲットに送信」操作により、配布ターゲットの設定に応じて、ドキュメント、代替、または制御特性も材料とともにパブリッシングされます。

この「材料を配布ターゲットに送信」操作は、部品に関連付けられたエンタープライズデータが存在する場合にのみ使用できます。

• オブジェクトは、任意のライフサイクル状態で、任意のアクティブな配布ターゲットに送信でき、複数の配布ターゲットに送信することもできます。

• パブリッシング材料の改訂ラベルは、共通エンタープライズデータから取得されます。エンタープライズデータが変更された場合、材料は変更済みとしてパブリッシングされます。

• 「材料を配布ターゲットに送信」操作を使用して材料情報をパブリッシングした後、材料の BOM が作成されるときに材料の作業版数が変更されます。このプロセスにより、ESI プリファレンス「変更の警告を強化」が Yes に設定されていても、材料の BOM をパブリッシングできるようになります。

1. パブリッシングする部品を選択し、「操作」メニューの

「材料を配布ターゲットに送信」を選択します。

少なくとも 1 つの有効な配布ターゲットがオブジェクトに関連付けられている必要があります。

3. 配布ターゲットにパブリッシングされるオブジェクトすべてのリストが表示されます。ウィンドウに表示される情報を確認して、「送信」をクリックします。

ロー XML フォーマットでデータを表示するには、「プレビュー」ステップで

「ローデータ」を選択します。属性「ESI 応答出力フォーマット」の値が「PLM」の場合、「ローデータ」

は使用できないことを確認してください。

「送信」をクリックすると、パブリッシングプロセスが開始されます。選択したオブジェクトの「配布ターゲット」テーブルの関連したタブ、もしくは組織またはサイトのユーティリティページの「Enterprise Systems のトランザクション管理」ユーザーインタフェースから、パブリッシングのステータスを確認できます。