新規部品のコンフィギュレーションの作成
部品のコンフィギュレーションは、コンフィギュレーション仕様を使用してフィルタされた部品構造から作成されます。作成操作の際に基になった部品を基本部品と呼びます。基本部品は以下の基準に従う必要があります。
• 製品またはライブラリのコンテキストにある。
• コンフィギュレーション可能部品ではない。
• チェックアウトされていない。
• 作成アクセス許可がある。
以下の場所のいずれかから「新規部品コンフィギュレーション」ウィンドウを起動します。
• 「構造」タブツールバーの「新規作成/追加」操作セットで、 > の順にクリックします。
この場所で操作を実行すると、新規部品コンフィギュレーションには、現在のコンフィギュレーション仕様フィルタが使用されます。
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新規部品コンフィギュレーションを作成するときは、コンフィギュレーション仕様フィルタのみ使用されます。その他のフィルタタイプはサポートされません。
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• 部品の情報ページ上部の「操作」メニューで > の順に選択します。
この場合、部品コンフィギュレーションに使用されるコンフィギュレーション仕様は、「構造」タブで部品構造を先に表示したかどうかによって異なります。その部品の部品構造を表示していなかった場合は、「最新」のコンフィギュレーション仕様が使用され、表示していた場合は、最後に部品構造を表示したときに有効なコンフィギュレーション仕様が使用されます。
「新規部品コンフィギュレーション」ウィンドウが開いたら、以下の手順を実行して新規部品コンフィギュレーションを作成します。
1. 部品コンフィギュレーションの名前と説明を入力します。
2. 部品コンフィギュレーションを複数追加する方法を選択します。
◦ 「基本」を選択すると、部品コンフィギュレーションには、基本部品構造のトレース可能な子部品を持つブランチのみ複数追加されます。これにより、トレース可能な子部品をトレース可能な親部品に割り当てることが可能になり、シリアライズされた部品のインスタンスを完全に定義することができます。基本の部品コンフィギュレーションは、フルの部品コンフィギュレーションに比べて大幅に小さく取り扱いが簡単です。
◦ 「フル」を選択すると、システムは部品構造をたどり、基本部品のバージョンに加えて該当するすべての子部品のバージョン (トレース可能な子部品に至る直前まで) を部品コンフィギュレーションのメンバーとして追加します。シリアライズされた製品のインスタンスにすべての部品のバージョンを含める必要がある場合にフルの部品コンフィギュレーションを作成してください。
3. 「OK」をクリックします。
新しい部品コンフィギュレーションが作成され、その情報ページが表示されます。