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バンドルパブリッシングの出力
バンドルは InService への入力として使用される出力のタイプです。WVS から送信されたファイルはメッセージボディと呼ばれ、Arbortext Publishing Engine によって処理されるコンテンツとメタデータが含まれます。その後、XHTML か XML かに基づいて InService によって使用されるフォーマットでバンドルが生成されます。
ユーザーが選択したパブリッシング規則で、バンドルのパブリッシング時に適用される出力タイプとパラメータが指定されている必要があります。詳細については、サービスパブリッシング規則の作成およびサービス Worker パラメータを参照してください。
XML バンドルは、パブリッシング規則で output="xmlbundle" として指定されます。XML バンドルのパブリッシングプロセスではコンテンツが XML で生成されます。
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Servigistics InService によるバンドルの使用方法に関する情報は、この製品のドキュメントで説明されています。
バンドルファイルには、さまざまなファイルおよびマニフェストを含めることができます。メッセージボディのコンテンツについては、メッセージボディおよびマニフェストを参照してください。
サービスエフェクティビティデータのフォーマットの設定
バンドルバージョン 2.2 およびそれ以前のデフォルトでは、サービスエフェクティビティのデータは、ターゲットの Object エレメントの個別のプロパティとして manifest.xml のメッセージボディに保存されます。以下に例を示します。
<Object uri=...">
...
<Metadata id="ServiceEffectivity_183695" source="...">
<Property token="thePersistInfo.updateStamp">
<Value>2016-06-121 18:12:44.0</Value>
</Property>
<Property token="beginDateRange">
<Value>2016-06-21 00:00:00.0</Value>
</Property>
<Property token="thePersistInfo.modifyStamp">
<Value>2016-06-21 18:12:44.0</Value>
</Property>
<Property token="effTarget">
<Value>EPMDocument_183639</Value>
</Property>
<Property token="effectivityType">
<Value>date</Value>
</Property>
<Property token="effContextReference">
<Value ref="x-wc://3f81b557fbc1da98:wt.part.WTPartMaster:0000000003"/>
</Property>
</Metadata>
...
</Object>
サービスエフェクティビティのデータは、APEX フォーマットで保存することもできます。このように設定するには、Windchill の site.xconf ファイルの useApexServiceEffectivity プロパティを以下のように "true" に設定します。
<Property name="com.ptc.arbortext.windchill.publisher.toggle.
useApexServiceEffectivity" overridable="true" default="true" />
useApexServiceEffectivity プロパティを "true" に設定した場合、エフェクティビティのデータは、ターゲットの Object エレメントの最初の Metadata エレメントに APEX フォーマットで保存されます。以下に例を示します。
<Object uri=...">
<Metadata id="EPMDocument_183639" source="...">
...
<Property token="ServiceEffectivity">
<Value>(AND (PRODUCT 'x-wc://3f81b557fbc1da98:wt.part.WTPartMaster:0000000003')
(DATE_RANGE '2015-12-01 00:00:00.0' ''))</Value>
</Property>
...
</Metadata>
...
</Object>
以下のプロパティは APEX フォーマットで表示されないことに注意してください。
thePersistInfo.updateStamp
thePersistInfo.modifyStamp
effTarget
effTarget プロパティの値は、APEX のサービスエフェクティビティのデータが配置される Metadata エレメントの id 属性と同じです。thePersistInfo.updateStamp プロパティと thePersistInfo.modifyStamp プロパティは、メッセージボディに表示されません。
バンドルバージョン 2.2 で APEX フォーマットのエフェクティビティデータを使用するには、useApexServiceEffectivity を "true" に設定する必要があります。2.2 よりも新しいバージョンのバンドルでは、APEX フォーマットのエフェクティビティデータがデフォルトです。それらの新規バージョンで APEX フォーマットのエフェクティビティデータが使用されないようにするには、useApexServiceEffectivity を "false" に設定します。