高度なカスタマイズ > ビジネスロジックのカスタマイズ > ワークフロー管理のカスタマイズ > プロモーションプロセスの強化 > ソリューション
  
ソリューション
プロモーションリクエストの定義済みプロセステンプレートには、自動再表示と自動改訂機能の両方を実行する方法について示されています。また、テンプレートにはレビュー検証も含まれています。
前提となる知識
この結果を達成するには、以下のことを理解している必要があります。
基本的な Java 開発
集計定義式および定義式ロボットを含むワークフロープロセスの修正
リソースバンドルファイルの管理
Windchill プリファレンス管理ユーティリティ
* 
定義済みのワークフロープロセステンプレートには直接修正を加えないでください。それらのプロセステンプレートは、修正する前に名前を変更する必要があります。
ソリューションエレメント
要素
タイプ
説明
wt.maturity.MaturityServerHelper.service.unlockTargets (pn)
method
このメソッド呼び出しは、やり直しの場合にプロモーションターゲットをロック解除するワークフロー定義式に追加することができます。この結果は、プロモーションリクエストが作成された時点でのプロモーションターゲットの状態と同じプロモーションターゲットとなります。プロモーションターゲットをロック解除すると、やり直しが割り当てられたユーザーは (アクセス制御に従って) オブジェクト上で更新を行うことができます。
wt.workflow.work.WfTally
クラス
このクラスを使用して、ワークフロータスクの投票を集計します。たとえば、あるタスクが承認役割に割り当てられた場合、ユーザーはそのタスクと投票を別々に受信することができます。このクラスでは、そのオプションに投票する必要があるのは全ユーザーか、または任意のユーザーであるかに基づいて、実行すべきルートを定義するメソッドが提供されています。
com.ptc.windchill.enterprise.maturity.PromotionNoticeWorkflowHelper.refresh(pn);
method
このメソッドは、プロモーションオブジェクトの更新処理を行うワークフロー定義式に追加することができます。内部では、このメソッドは最初に新しいプリファレンス「最新作業版数の再表示」を使用して動作を制御します。以下の値を実行します
1. プロモーション候補を再表示します (デフォルト設定)。この値はプロモーション候補のみを再表示します。
2. すべてのオブジェクトを再表示します。この値は、プロモーション候補および成熟度ベースラインのその他オブジェクトを含む、すべてのプロモーションオブジェクトを再表示します。
3. 何もしない。このオプションはプロモーションオブジェクトの再表示を行いません。
4. プロモーションターゲットを検証します (詳細については、手順 - やり直しにおけるプロモーションターゲットの検証 を参照してください)。
wt.maturity.MaturityServerHelper.service.lockTargets (pn);
method
このメソッド呼び出しは、プロモーションターゲットをロック解除するワークフロー定義式に追加することができます。ロック遷移を持つプロモーションターゲットのみがロック対象となります。
com.ptc.core.ui.validation.UIValidationResultSet set= com.ptc.windchill.enterprise.maturity.PromotionNoticeWorkflowHelper.revisePromotables(pn, pn.getCreator(), locale);
method
このメソッドは、プロモーションオブジェクトを自動的に改訂するワークフロー定義式に追加することができます。内部では、このメソッドは 2 つのプリファレンスを使用します。
1. 自動改訂モード。これには 3 つのモードがあります。
a. 何もしない。
このモードは、自動改訂を実行しません。
b. プロモーション候補のみを自動改訂します。
このモードは、プロモーション候補のみを自動改訂します。
c. バージョン管理スキームが変更されたプロモーション候補のみを自動改訂します。
このモードは、バージョン管理スキームが変更されたプロモーション候補のみを改訂します。
2. 自動改訂状態。
このプリファレンスは、自動改訂が有効な状態を含む複数値リストです。自動改訂モードプリファレンスが "何もしない" 以外の場合にのみこのプリファレンスが有効になります。