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スタンドアロン Java SOAP クライアントの例
スタンドアロン Java SOAP クライアントでは、Java EE コネクタを使用して Info*Engine を操作できます。ただし、アプリケーションサーバーによる接続への付加価値は提供されません。
スタンドアロン Java SOAP クライアントを記述するには、以下の手順に従います。
1. アプリケーションに必要なクラスおよびメソッドを決定します。
2. 必要なクラスを反映するディレクトリ階層内に必要なタスクを実装します。
この後の例では、タスクルートの org/myOrg/Math サブディレクトリに average.xml タスクおよび sum.xml タスクを実装します。これについては、タスクおよび Java クラスの実装で説明します。
3. LDAP ディレクトリ内に必要なタイプ識別子と代理を作成します。これについては、委任の登録で説明します。
4. 手順 1 の各クラスの Data Access Objects (DAO) を生成します。DAO については、DAO の生成で説明します。
5. 接続の作成方法を決定し、必要に応じて LDAP ディレクトリ内の接続ファクトリオブジェクトをバインドします。これについては、接続ハンドルの作成LDAP ディレクトリの接続ファクトリの管理で説明します。
6. 手順 4 の DAO を使用して Info*Engine にアクセスするクライアントソースコードを記述します。これについては、まとめで説明します。
以下のセクションでは、単純なアプリケーションの例を使用して、スタンドアロン Java SOAP クライアントが Info*Engine と通信する方法を説明します。