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エラーの検出
タスクの実行中にエラー状態が検出されると、Java の例外が発生します。呼び出しアプリケーションでは、必要に応じて、通常の Java の try/catch ロジックを使用して、例外の検出と検査を行うことができます。もちろん、エラー状態が検出されず、タスクが正常に実行された場合は、例外は発生しません。
addProcessor メソッドを使用してタスクを非ローカルタスクプロセッサで実行するように指定すると、Info*Engine は自動的にタスクプロセッサとの通信を確立し、非ローカルタスク (すべてのパラメータおよびサービスオプションの通信など) を実行するリクエストを送信して、すべての結果を読み込みます。リモート実行されたタスクで例外が発生した場合、その例外は、ローカル JVM に送信され、そこで再び例外が発生します。addProcessor を複数回呼び出すことによって、複数のタスクプロセッサを指定した場合、Info*Engine は、名前が追加された順にタスクプロセッサとの接続を確立します。タスクは、通信の確立に成功した最初のプロセッサで実行されます。
一般的に、タスクの実行中に Info*Engine でエラー状態が検出されると、例外が発生します。Info*Engine で使用する基本的なサービスおよび API で例外が発生すると、Info*Engine はこれらを独自の例外クラスに取り込みます。その結果、すべての Info*Engine 例外クラスには、ネストされた Throwable オブジェクトが含まれることがあります。Info*Engine の例外クラスには、これらのネストされた Throwable オブジェクトを取得するためのメソッドが用意されており、アプリケーションでエラーの根本的原因を調査できます。
com.infoengine.util.IEException クラスおよびそのサブクラスの詳細については、Java ドキュメンテーションを参照してください。