インストールおよびアップグレード > Windchill ESI > ORACLE Applications 環境での Windchill ESI のインストールと設定 > Middleware Installation and Configuration Utility の使用 > Middleware Installation and Configuration Utility (MICU) の使用 > インストール後の手順の実行 > ESI EAR の手動展開 > ESI EAR の手動展開
  
ESI EAR の手動展開
デフォルトでは、MICU によって ESI EAR が展開されます。しかし、カスタムビジネスロジックを展開しようとしている場合や、複数の SAP インスタンスをサポートしている場合などには、新しく生成した EAR を手動で展開する必要があります。
TIBCO Administrator を使用して EAR を手動で展開するには、以下の手順に従います。
1. ブラウザウィンドウで TIBCO Administrator に GUI モードでログインします。URL は http://<Administratorhostname>:8426 を使用します。たとえば http://localhost:8426 です。
2. TIBCO Administrator で、「アプリケーション管理」をクリックします。
3. 「新規アプリケーション」をクリックします。
4. ブラウズして以下の EAR を選択します。
<TIBCO_HOME>/esi/ear/ESI_SAP_TIB_5_6_EAR_10_0_<BuildNumber>.ear
5. 「OK」をクリックします。
6. ProcessArchive.par がターゲットを BusinessWorks ホストマシンとして表示し、ESISAPAdapterConfiguration.aar がターゲットを AdapterHostMachine として表示していることを確認します。
7. 「保存」をクリックします。
* 
展開名の文字列は、"-" という記号以降だけを修正できます。この記号よりも前の文字列はドメイン名です。たとえば、「展開名」テキストボックスに i2607 - SAP と表示されている場合は次のようになります。
i2607 はドメイン名です。
SAP は展開名です。
8. 「Configuration Builder」ウィンドウで「SAP」をクリックします。これはアプリケーション名です。
9. 「アドバンス」タブをクリックします。
10. ESIJMS および ESISAPAdapter 変数グループと ESIDirectory 変数を修正します。詳細については、Windchill ESI プリファレンス、配布ターゲット属性、グローバル変数グループを参照してください。
* 
以下を確認します。
パスのセパレータとして "/" が使用されていて、ESIDirectory パスの末尾が "/" であること。
<ESISAPAdapter/SystemID>/.<ESISAPAdapterClient> がグローバル変数 ESIJMS/DataResponseQueue の値の末尾に付加されていること。
ESIJMS/JNDIContextURL と ESISAPAdapter/JMSProviderURL の JMS URL に "localhost" ではなく、該当するホスト名が指定されていること。
11. 「保存」をクリックします。
12. <$ホスト名$> > 「Process Archive under Process Archive.par」の順にクリックします。
13. 「ヒープサイズ」「最大ヒープサイズの設定 (MB)」「Java スレッドスタックサイズ (KB)」を 512 以上に増やします。
14. 「保存」をクリックします。
15. TIBCO Administrator GUI > 「Application Management」 > 「<アプリケーション名>」 > 「Configuration」 > 「ESISAPAdapterConfiguration.aar」 > 「Advanced」 > 「adr3.maxconnections」の順にクリックして、既存の値をより大きな値 (たとえば 6) に設定して、adr3.locale を UTF8 に追加します。
16. 「保存」をクリックします。
17. 「展開」をクリックして、「OK」をクリックします。
* 
EAR を手動で展開した場合、EMS を適切に設定する必要があります。