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ライフサイクルの規則の設定
オブジェクト初期化規則によって以下が決まります。
そのオブジェクトが作成されたときに適用されるライフサイクルテンプレート。
使用するライフサイクルをオブジェクトの作成時にユーザーが選択できるかどうか。
オブジェクト初期化規則はオブジェクトタイプおよびサブタイプ (任意) によって設定されます。規則を編集および作成するには管理アクセス権が必要です。
詳細については、以下のトピックを参照してください。
オブジェクト初期化規則について
ライフサイクル制約の例
* 
最下位のオブジェクト初期化規則が使用されます。たとえば、ある製品で「オブジェクト初期化規則管理」ユーティリティに移動してドキュメント用の新しい規則を作成した場合、その規則は製品コンテキスト内でドキュメントが作成された場合に使用されます。
デフォルトライフサイクルテンプレートの変更
1. デフォルトのライフサイクルを新たに定義するコンテキストから、「ユーティリティ」 > 「オブジェクト初期化規則管理」に移動します。
2. 右クリック操作メニューから「ダウンロード」を選択します。
3. rule.xml ファイルのコピーをローカルマシンに保存してテキストエディタで開きます。
4. 以下の行を見つけます。
<!-- set the lifecycle -->
<AttrValue id="lifeCycle.id" algorithm="com.ptc.core.foundation.lifecycle.server.impl.LifeCycleTemplateAttributeAlgorithm">
<Arg>
<! -- Translation of the word "Basic" must be the same as the translation done in commonLifeCycles.xml -->
<?loc-begin key="BASIC_LIFECYCLE_NAME" maxlen="30" match="commonLifeCycles.xml:BASIC_LIFECYCLE_NAME"?>Basic<?loc-end?>
</Arg>
</AttrValue>
5. 値 "Basic" を新しいライフサイクルテンプレートの名前に変更します。この名前は「ライフサイクルテンプレート管理」ユーティリティで定義されている名前と完全に一致している必要があります。
たとえば、「承認」ライフサイクルテンプレートを使用するには、次のような変更を行います。
<?loc-begin key="BASIC_LIFECYCLE_NAME" maxlen="30" match="commonLifeCycles.xml:BASIC_LIFECYCLE_NAME"?>Approval<?loc-end?>
6. 「オブジェクトの初期化規則」テーブルから、次のいずれかの操作を実行します。
右クリック操作メニューから「編集」を選択します。詳細については、規則の編集を参照してください。
下位レベルのコンテキストにだけ変更を適用するには、テーブルツールバーで「新規のオブジェクト初期化規則」アイコン をクリックします。詳細については、規則の作成を参照してください。
7. 修正した rule.xml ファイルをアップロードします。
次の変更が行われます。
新しく作成されたすべてのオブジェクトで新しいライフサイクルテンプレートが使用されます。
既存のすべてのオブジェクトでは、そのオブジェクトの作成時に適用されたライフサイクルテンプレートが引き続き使用されます。「ライフサイクルを再割当」操作を使用して、新しいライフサイクルを既存のオブジェクトに割り当てることができます。
ライフサイクルテンプレートの手動選択を可能にする
使用するライフサイクルをオブジェクトの作成時にユーザーが選択できるようにオブジェクト初期化規則を設定できます。
1. ライフサイクルのオプションを修正するコンテキストから、「ユーティリティ」 > 「オブジェクト初期化規則管理」に移動します。
2. テーブルツールバーの「複合規則をダウンロード」アイコン をクリックします。
3. カスタマイズするオブジェクトタイプを見つけて選択し、「OK」をクリックします。
4. テキストエディタで rule.xml を開き、次の行を見つけます。
<AttrConstraint
id="lifeCycle.id"
algorithm="com.ptc.core.rule.server.impl.GatherAttributeConstraints"
ignore="false"
force="false"
final="false">
<Value algorithm="com.ptc.core.rule.server.impl.GetServerAssignedConstraint">
</Value>
<Value algorithm="com.ptc.core.rule.server.impl.GetImmutableConstraint">
</Value>
</AttrConstraint>
5. 属性の制約を次のように修正します。たとえば、ユーザーが「基本」「承認」「製造」ライフサイクルを選択できるようにするには、次のように修正します。
<AttrConstraint
id="lifeCycle.id"
algorithm="com.ptc.core.rule.server.impl.GatherAttributeConstraints"
ignore="false"
force="false"
final="false">
<Value algorithm="com.ptc.core.foundation.lifecycle.server.impl.DiscreteLifecycleTemplateSetAlgorithm">
<Arg>Basic</Arg>
<Arg>Approval</Arg>
<Arg>Manufacturing</Arg>
</Value>
<Value algorithm="com.ptc.core.rule.server.impl.GetServerPreGeneratedValue">
</Value>
</AttrConstraint>
* 
引数の 1 つにデフォルトのライフサイクル名を含める必要があります。デフォルト名は属性値 lifeCycle.id で指定します。
6. 「オブジェクトの初期化規則」テーブルから、次のいずれかの操作を実行します。
右クリック操作メニューから「編集」を選択します。詳細については、規則の編集を参照してください。
下位レベルのコンテキストにだけ変更を適用するには、テーブルツールバーで「新規のオブジェクト初期化規則」アイコン をクリックします。詳細については、規則の作成を参照してください。
7. 修正した rule.xml ファイルをアップロードします。
完了すると、オブジェクトの作成時に次のメニューが使用可能になります。