「AML/AVL」タブ
「AML/AVL」 (承認された製造メーカーのリスト/承認されたベンダーのリスト) タブでは、ソーシングコンテキスト、製造メーカー部品番号/ベンダー部品番号、製造メーカー組織 ID/ベンダー組織 ID、製造メーカー/ベンダー、製造メーカーのソーシングステータス/ベンダーのソーシングステータスなどの情報がテーブルに表示されます。
AML/AVL の詳細については、
「AML/AVL の管理」および
「履歴レポート」を参照してください。
「AML/AVL」タブは、選択した部品が BOM 取り消し線である場合に表示されます。選択した部品が取り消し線構造ツリー内の部品マスターである場合、これは非表示になります。既成では、このタブは「オカレンス」の後に表示されます。ただし、このタブをドラッグして順序を変更できます。
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「AML/AVL」タブを表示するには、SUMA (Windchill Supplier Management) モジュールがインストールされている必要があります。
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「AML/AVL」テーブルは読み取り専用で、「追加」、「編集」、「削除」などの操作は実行できません。必要に応じてテーブルビューをカスタマイズすることはできます。「AML」、「AVL」、および「すべて」の 3 つのデフォルトビューがあります。「AML/AVL」テーブルのビューもカスタマイズできます。
複数の部品がある場合は、
「サーチ」 操作を使用して目的の部品を検索できます。
「AML/AVL」タブは、取り消し線プロセスの標準的な作業手順に従います。取り消し線と変更適用オブジェクトのバージョンのマージ、および取り消し線と最新リリースの結果オブジェクトの同期化は、同じ規則に従います。詳細については、
取り消し線のプロセスを参照してください。
親取り消し線と子取り消し線を含む BOM 取り消し線全体を削除すると、AML/AVL の情報も削除されます。
「AML/AVL」テーブルコラムには、次の情報が表示されます。
タブ | 説明 |
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ソーシングコンテキスト | 部品構造ブラウザに基づいてソーシングコンテキストのリストを表示します。ここで値を変更できます。 | 取り消し線構造ブラウザから AML/AVL のソーシングコンテキストを作成することはできません。 |
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製造メーカー部品番号 | 製造メーカー部品番号を指定します。 |
製造メーカー組織 ID | 製造メーカー組織 ID を指定します。 |
製造メーカー | 製造メーカーの名前を指定します。 |
製造メーカーのソーシングステータス | サプライヤ部品と OEM 部品の関係を示し、製造メーカー部品が承認されているか、優先されているか、または不使用であるかを示します。 |
ベンダー部品番号 | ベンダー部品番号を指定します。 |
ベンダー組織 ID | ベンダー組織 ID を指定します。 |
ベンダー | ベンダーの名前を指定します。 |
ベンダーのソーシングステータス | サプライヤ部品と OEM 部品の関係を示し、ベンダー部品が承認されているか、優先されているか、または不使用であるかを示します。 |
ソーシングコンテキスト
「AML/AVL」テーブルには、部品構造ブラウザと同じような「ソーシングコンテキスト」ピッカーがあります。これには、これまでにアクセスしたソーシングコンテキストのリストが表示され、最後にアクセスしたものが最初に表示されます。「ソーシングコンテキスト」の値を変更すると、「AML/AVL」テーブルに表示される製造メーカー部品とベンダー部品のリストが更新されます。「ソーシングコンテキスト」の値は、親部品と子部品の両方で同じです。どちらかで変更すると、それは両方に適用されます。
「ソーシングコンテキスト」の値は、PSB に基づいています。PSB で値を指定すると、それは取り消し線構造ブラウザに反映され、その逆も同じです。PSB から新しいソーシングコンテキストを追加できます。追加すると、それは取り消し線構造ブラウザに表示されます。
ソーシングコンテキストの詳細については、
「ソーシングコンテキスト」を参照してください。
計画された AML/AVL の修正
現在、「AML/AVL」テーブルは読み取り専用です。したがって、計画されている BOM 修正 (部品の子部品、オカレンス、ドキュメントに関連する変更) は、変更適用オブジェクトの次の順番のリビジョンにマージされます。変更通知を使用して部品リビジョンがリリースされると、リリース済み部品に関連付けられているすべての AML/AVL の修正がオープン状態の BOM 取り消し線に反映されます。最新のリリース済み部品リビジョンが最新リリースの結果オブジェクトで更新されると、AML/AVL の修正が同期化されます。
更新された BOM 取り消し線は、変更通知を使用してリリースされた AML/AVL (すべてのソーシングコンテキスト内) の正確なコピーです。オープン状態の BOM 取り消し線には、AML/AVL の変更はありません。
同様に、更新された BOM 取り消し線は、最新のリリース済み部品作業版数で修正された AML/AVL の正確なコピーです。オープン状態の BOM 取り消し線には、AML/AVL の変更はありません。
特定の条件下で、変更通知 1 に AML または AVL が含まれているとします。変更通知 1 が変更通知 2 と同期化すると、それに従って変更通知 2 の BOM 取り消し線が更新されます。変更通知 2 の AML/AVL の変更は、変更通知 1 と同じになります。AML/AVL データは読み取り専用であるため、AML/AVL の同期化プロセス中に矛盾は生じません。
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