割り当てられた独立定義式を作成する権限をチームメンバーに付与
このトピックでは、チームメンバーなどの参加者が IndependentAssignedExpression オブジェクトを作成する際に必要なアクセス許可について説明します。
IndependentAssignedExpression オブジェクトの親フォルダ (キャビネット) は製品の「System」ドメインにあり、IndependentAssignedExpression オブジェクトは製品の「Default」ドメインにあります。フォルダ内にオブジェクトを作成するには、参加者はそのフォルダに対する修正アクセス許可を必要とします。このため、IndependentAssignedExpression オブジェクトを作成するには、製品の「System」ドメイン内のキャビネットタイプに対する修正アクセス許可を参加者に付与する必要があります。IndependentAssignedExpression などのライフサイクル管理オブジェクトを作成するには、通常、参加者はそのライフサイクルの初期状態にあるオブジェクトに対する作成アクセス許可を必要とします。現在のシステムの制約により、参加者はすべての状態での作成アクセス許可を持っている必要があります。参加者が IndependentAssignedExpression オブジェクトを作成できるようにするには、製品の「Default」ドメイン内のすべての状態の IndependentAssignedExpression タイプに対する作成アクセス許可を参加者に付与する必要があります。
IndependentAssignedExpression は IndependentExpressionAssignable インタフェースを実装するビジネスオブジェクトに関連付けられています。関連付けられているオブジェクトが別のコンテキストに保存されたり、移動したり、削除されたりした場合、IndependentAssignedExpression に対して同じ操作が実行されます。このように緊密な関連があるので、IndependentAssignedExpression には WTPart に定義されているものと同じようなポリシー規則を定義してください。
次に示す既成のアクセス制御ポリシー規則は、IndependentAssignedExpression オブジェクトと Cabinet オブジェクトに対するフルコントロール (すべて) アクセス許可をオプションマネージャに付与します。
組織コンテキストまたは「Default」/「PDM」ドメインの場合:
タイプ: IndependentAssignedExpression
• アクセス許可: + フルコントロール (すべて)
• 参加者: オプションマネージャ
アプリケーションコンテキスト (製品など) または「System」ドメインの場合:
タイプ: Cabinet
• アクセス許可 : +フルコントロール (すべて)
• 参加者: オプションマネージャ
これらのアクセス制御ポリシー規則に加え、チームメンバーには次の規則を使用してください。
組織コンテキスト、「Default」または「PDM」ドメイン、またはアプリケーションコンテキスト (製品や「Default」ドメインなど):
タイプ: IndependentAssignedExpression
• 状態: すべて
• アクセス許可: +読み取り、+作成
• 参加者: チームメンバー
タイプ: IndependentAssignedExpression
• 状態: 作業中
• アクセス許可: +修正、+削除、+ドメインの変更、+移動によって作成、+コンテキストの変更
• 参加者: チームメンバー
タイプ: IndependentAssignedExpression
• 状態: リリース済み
• アクセス許可: +改訂
• 参加者: チームメンバー
アプリケーションコンテキスト (製品など) または「System」ドメインの場合:
• タイプ: Cabinet
• アクセス許可: +修正
• 参加者: チームメンバー
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• 現在のところ、IndependentAssignedExpression タイプについてチームメンバーに権限を付与する唯一の既成の規則は、組織内の「Default」または「PDM」ドメインで読み取りアクセス許可を付与する規則です。
• 割り当てられた独立定義式の作成と管理はアドバンス機能であり、別個のライセンス資格が必要です。
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