「ローカライズされたオペレーション」の操作
ステーションまたはゾーンにオペレーションをローカライズすると、そのステーションまたはゾーンは緑色になります。ステーションまたはゾーンを選択すると、ステーションまたはゾーンは黒色になり、以下のステーションまたはゾーンのそれぞれの子アイテムが表示されます。
「ローカライズされたオペレーション」 - すべてのローカライズされたオペレーションのリストを表示します。
「作業拠点」 - すべての作業拠点のリストを表示します。
「技能」 - すべての技能のリストを表示します。
「ツーリング」 - すべてのツーリングのリストを表示します。
「加工材料」 - すべての加工材料のリストを表示します。
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「技能」「ツーリング」、および「加工材料」はステーションまたはゾーンに関連付けられています。
「ローカライズされたオペレーション」タブをクリックすると、「ローカライズされたオペレーション」タブが表示されます。「ローカライズされたオペレーション」テーブルにある操作を使用して処理リソースを追加すると、「関連付け」テーブルと「部品割当」テーブルが表示されます。
「ローカライズされたオペレーション」テーブル 
このテーブルには、ローカライズされたすべてのオペレーションのリストが表示されます。このテーブルを使用してオペレーションを再ローカライズすることもできます。ローカライズされたオペレーションを選択し、「ルーティング計画」タブでワークステーションまたはゾーンにドラッグします。「ローカライズされたオペレーション」テーブルでローカライズされたオペレーションを右クリックして選択すると、次の操作が表示されます。
属性を編集
処理リソースを追加
除去
このテーブルを使用して、ローカライズされたオペレーションの優先順位を変更することもできます。
「ローカライズされたオペレーション」テーブルでの属性の編集 
次のエンティティは、ローカライズされたオペレーションの共通属性です。
作業時間
ラグタイム
移動時間
その他の時間
処理時間
キュー時間
セットアップ時間
分解時間
待機時間
次の手順では、ローカライズされたオペレーションに設定されている値を編集する方法について説明します。
1. 「ローカライズされたオペレーション」テーブルで、オペレーションを右クリックして「属性を編集」を選択します。
「属性を編集」ダイアログボックスが開きます。
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ローカライズされたオペレーションから入力された値に基づいて「属性を編集」ダイアログボックスに時刻の値が表示されます。つまり、「ローカライズされたオペレーション」テーブルに表示される値は、ローカライズされたオペレーションの値です。たとえば、「作業時間」25 秒のオペレーション 0020 がローカライズされている場合、「属性を編集」ダイアログボックスの「作業時間」フィールドの値は 25 秒として表示されます。ただし、「属性を編集」ダイアログボックスで変更を行うと、その変更は「ローカライズされたオペレーション」テーブルでのみ反映されます。つまり、現在開いているルーティング計画のコンテキストで値が保存されます。
2. 属性に設定されている値を編集します。
3. 「OK」をクリックします。更新された値が「ローカライズされたオペレーション」テーブルに表示されます。
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「属性を編集」ダイアログボックスに入力した値によっては、オペレーションが別のステーションで完了するのに多少時間がかかることがあります。たとえば、Station 1 でローカライズされている Operation 1「作業時間」の値は、30 秒として設定されます。別のステーションに実装されている場合、同じオペレーションの「作業時間」が異なる場合があります。
再ローカライズ時に、ソースステーションからターゲットステーションに値が継承されます。
属性を編集すると、ルーティング計画がチェックアウトされます。
「ローカライズされたオペレーション」テーブルでの処理リソースの追加 
処理リソースを追加するには、「処理リソースを追加」操作を使用します。工具または工具としての部品を追加できます。以下の手順を実行します。
1. 「ローカライズされたオペレーション」テーブルで、オペレーションを右クリックして 「処理リソースを追加」を選択します。
「リソースを割当」ダイアログボックスが開きます。
2. サーチパラメータを入力します。フィールドに入力したサーチパラメータに基づいて、「リソースを割当」ダイアログボックスにサーチ結果が表示されます。
3. ビジネス要件に応じて 1 つ以上のエンティティを選択し、「OK」をクリックします。「リソースを割当」ダイアログボックスが閉じます。処理リソースが「関連付け」テーブルに表示されます。
この場合、処理リソースを追加すると、特定のワークステーションで特定のオペレーションを実行するために処理リソースが必要であることが示されます。また、異なるワークステーションで異なるオペレーションを実行するために異なる処理リソースのセットを使用できることも示されます。
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ステーションとリソースの間の互換性は考慮されます。また、異なるリソース間の互換性も考慮されます。詳細については、以下のトピックを参照してください。
「ローカライズされたオペレーション」テーブルからのローカライズされたオペレーションの除去 
ローカライズされたオペレーションを「ローカライズされたオペレーション」テーブルから除去するには、 「除去」操作を使用します。1 つ以上のローカライズされたオペレーションを選択して 「除去」を選択することで、ローカライズされたオペレーションを除去できます。
ローカライズされたオペレーションがすべてのワークステーションから除去されると、そのオペレーションはプロセス計画ツリー構造で使用できるようになります。
「除去」操作の実装後、以下の変更が発生します。
ローカライズされたリンク情報がすべて除去され、リンクが削除されます。
ルーティング計画のチェックアウトが行われます。
ローカライズされなくなったので、PPB ツリーでオペレーションの色が変わります。
除去されたオペレーションに基づいて、ステーションのコンテキスト内の優先順位が変更されます。
ルーティング計画が別のユーザーによってチェックアウトされている場合、除去操作は失敗します。
ローカライズされたすべてのオペレーションがステーションから除去されると、そのステーションの色が灰色に変わります。この表示は、そのステーションにローカライズされたオペレーションが存在しなくなったことを明確に示しています。
「関連付け」テーブル 
このテーブルには、すべての処理リソースのリストが表示されます。「関連付け」テーブルで処理リソースを右クリックして選択すると、次の操作が表示されます。
属性を編集
除去
「関連付け」テーブルでの属性の編集 
次のエンティティは、処理リソースの共通属性です。
割当番号
Quantity
Unit
次の手順では、処理リソースに設定されている値を編集する方法について説明します。
1. 「関連付け」テーブルで、処理リソースを右クリックして「属性を編集」を選択します。
「属性を編集」ダイアログボックスが開きます。
2. 属性に設定されている値を編集します。
3. 「OK」をクリックします。更新された値が「関連付け」テーブルに表示されます。
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属性を編集すると、ルーティング計画がチェックアウトされます。
「関連付け」テーブルからの処理リソースの除去 
処理リソースの記録またはエントリを「関連付け」テーブルから除去するには、 「除去」操作を使用します。1 つ以上の処理リソースを選択して 「除去」を選択することで、処理リソースを除去できます。ルーティング計画が別のユーザーによってチェックアウトされている場合、除去操作は失敗します。
「部品割当」テーブル 
このテーブルには、「ローカライズされたオペレーション」テーブルで選択したローカライズされたオペレーションへの割当部品のリストが表示されます。
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