ライフサイクル役割の使用例
オブジェクトの作成時に、ユーザーはライフサイクルとチームを選択できます。ライフサイクル役割は、チーム役割にマッピングすることによって割り当てることができます。チーム役割は、実際のユーザーにマッピングされます。
たとえば、次のように指定されているとします。
「開発」ライフサイクルの「レビュー中」フェーズでは、プロモーターというライフサイクル役割がチーム役割のチームリーダーに割り当てられ、プロモーター役割に「修正」アクセス許可が付与されます。
Prototype チームでは、チームリーダーのロールが Amanda Smith にマッピングされています。
ポリシーアクセス制御規則は、設計ドキュメントに対する「修正」権限を Amanda Smith に対して付与またはオーバーライド不可で拒否しません。
ユーザー Pat Johnson は、共有キャビネットに設計ドキュメントを作成する際に、「開発」ライフサイクルと Prototype チームを選択します。
その後、設計ドキュメントがライフサイクルの「レビュー中」フェーズにプロモートされる際に Amanda Smith がプロモーターになります。ポリシー ACL は、Amanda に対して設計ドキュメントの修正権限を付与しませんが、「レビュー中」フェーズの期間 (つまり、Amanda がドキュメントをプロモートするために次のライフサイクルフェーズにサブミットするまで) は、Pat のドキュメントに対するアクセス許可を持っています。
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