XML ファイル
ESISendResponse.xml
ESISendResponse XML ファイルは小さいファイルであり、それほど複雑ではありません。このファイルにはトランザクション番号を指定するエレメントが含まれています。
トランザクション番号フィールドは、Windchill から EAI ソフトウェアコンポーネントに渡されるトランザクションの一意の識別子です。Windchill に送り返される ESIPostResult メッセージはこのフィールドを使用して書き込まれます。開発者はテストを実行するたびにこのフィールドを変更する必要があります。シミュレーションモジュールは ESIDirectory から対応する ESIResponseUserA_<トランザクション番号>.xml ファイルを読み取り、ESIdataresponse JMS キューに送信します。
ESIResponseUserA.xml
ESIResponse ファイルは、EAI Windchill シミュレーションモジュールが com.ptc.windchill.esi.DataResponse.<SAP インスタンス>.<SAP クライアント> JMS キューを介して送信して SAP にパブリッシングするすべてのビジネスデータが含まれているファイルです。開発者は、ESIResponse スキーマに従って、SAP に送信するビジネスデータをこのファイルに格納する必要があります。
このファイルには、操作 (追加済み、削除済み、変更済み、変更なし) およびオブジェクト (変更通知、部品、ドキュメント、BOM、BOM 構成部品、BOM 代用部品など) 別に整理された、データのオプションの構造と繰り返し構造がいくつか含まれています。
このファイルの例については、付録を参照してください。
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このファイルを修正する際には十分に注意してください。未解析の XML タグによって編集が難しくなることがあり、わずかなエラーによってパーサーでエラーが発生します。
ESIResultResponse.xml
このファイルは、ESIPostResult メッセージの受信時に読み取られて、JMS キューリクエスタアクティビティによってその場で作成された一時 JMS キューで TIBCO BusinessWorks に送り返されます。
EAI Windchill シミュレーションモジュールは情報を処理しないので、受信した ESIPostEvent ファイルと ESIPostResult ファイルのコンテンツとは関係なく、成功した ESIResultResponse を EAI ソフトウェアコンポーネントに送り返すことを前提としています。このため、ESIResultResponse.xml ファイルは静的なままとなり、ユーザーは付録に記載されている例を修正せずに使用できます。
ESIPostResult ファイル
EAI Windchill シミュレーションモジュールは、TIBCO BusinessWorks から受信した ESIPostResult ファイルをファイルに書き込むことができます。各 ESIPostResult は次の名前のファイルに書き込まれます。
<ポスト結果>_<トランザクション ID>_<オブジェクト>_<操作>_<ターゲット ID>.xml
次に例を示します。
PostResult_101_TST_PART_01_CREATE_TGT1.xml
これらのファイルの書き込みを有効または無効にするには、このドキュメントの次のセクションで示されているグローバル変数 ESISTUBWriteResultsToFile を修正します。ファイルの書き込み先ディレクトリは、グローバル変数 ESIDirectory の値を変更することによって設定できます。
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