論理フロー
Windchill Open API と EAI ソフトウェアコンポーネントの間の通信では、合計 6 つのメッセージがやり取りされます。
1. ESIResponse
2. ESIPostResult
3. ESIResultResponse
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ESIResultResponse メッセージは、JMS キューリクエスタによってその場で作成された一時キューに送信されます。SAP インスタンスごとに 1 つの ESIResponse キューが作成されます。すべての SAP インスタンスに対して ESIResult キューが 1 つだけ作成されます。ESIResult メッセージと ESIResponse メッセージは XML フォーマットであり、ESIResult は SOAP でラップされ、JMS 経由で転送されます。Windchill と EAI ソフトウェアコンポーネントの間のメッセージングを「Windchill ESI メッセージ通信」の図に示します。
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各丸数字について、以下のメッセージフローで説明します。
1. Windchill は Info*Engine に対し、ユーザーによってトリガーされた変更を通知します。
2. Info*Engine は ESIResponse メッセージを生成します。
3. Info*Engine は JMS メッセージを作成します。
4. Info*Engine は JMS ESIResponse メッセージを TIBCO Enterprise Message Server 上の com.ptc.windchill.esi.ESIResponse.<SAPInstance>.<SAPClient> キューに送信します。
5. TIBCO BusinessWorks の JMS キューレシーバーは、TIBCO Enterprise Message Server Server 上の com.ptc.windchill.esi.ESIResponse.<SAPInstance>.<SAPClient> キューから ESIResponse メッセージを取得し、プロセススレッドを開始します。
6. TIBCO BusinessWorks は、ターゲット ERP システムにパブリッシングするために、JMS TextMessage からのテキストに含まれている Windchill データを処理します。
7. TIBCO BusinessWorks は Rendezvous Daemon (RVD) を介して TIBCO に新しいメッセージをパブリッシングします。
8. ERP アダプタは関連情報を受信し、ERP 固有の API を使用して (TCP/IP を介して) ERP システムにパブリッシングします。
9. ERP システムは (TCP/IP を介して) 確認を ERP アダプタにパブリッシングします。
10. ERP アダプタは確認を TIBCO にパブリッシングします。
11. TIBCO BusinessWorks は確認を受信し、SOAP でラップします。
12. ESIPostResult メッセージと ESIPostEvent メッセージは、com.ptc.windchill.esi.Result JMS キューに送信される、SOAP でカプセル化された確認です。
13. TIBCO Enterprise Message Server に、レシーバーに送信されるメッセージが格納されます。
14. ESIPostResult メッセージ、ESIPostEvent メッセージ、またはその両方が TIBCO Enterprise Message Server から Info*Engine に送信されます。
15. Info*Engine は、TIBCO Enterprise Message Server から確認メッセージを受信します。
16. Info*Engine は SOAP をラップ解除します。
17. 確認が Windchill にパブリッシングされます。
18. Windchill は ESIResultResponse メッセージを Info*Engine に送信します。
19. 関連情報が SOAP でエンコードされます。
20. 関連情報が JMS でエンコードされます。
21. すべての関連コンテンツを含む ESIResultResponse メッセージが com.ptc.windchill.esi.ResultResponse JMS キューに送信されます。
22. TIBCO Enterprise Message Server に、レシーバーに送信されるメッセージが格納されます。TIBCO BusinessWorks は ESIResultResponse メッセージを受信して処理します。
Windchill ESI EAI Windchill シミュレーションモジュールには、Windchill および Info*Engine からのメッセージをシミュレートするときに使用可能な静的メッセージが用意されています。メッセージングの図に示されている Windchill と Info*Engine が行う処理は、Windchill ESI EAI Windchill シミュレーションモジュールによってエミュレートされます。具体的には、Windchill ESI EAI Windchill シミュレーションモジュールは次の機能を実行します。
1. ESIResponse メッセージを生成します。
a. ESIResponse メッセージは Windchill によって送信されたメッセージと同じです。
2. com.ptc.windchill.esi.DataResponse.<SAPInstance>.<SAPClient> JMS キューに ESIResponse メッセージを配置します。
3. com.ptc.windchill.esi.Result JMS キューで ESIPostResult メッセージをリッスンします。
4. ESIResultResponse メッセージを生成します。
a. ESIResultResponse メッセージは Windchill によって送信されたメッセージと同じです。
5. JMS リクエスタアクティビティによってその場で生成された一時キューに ESIResultResponse メッセージを配置します。
| | Windchill シミュレーションモジュールが EAI コンポーネントに送信するすべてのメッセージ (ESIResponse および ESIResultResponse) は、Windchill によって送信されるメッセージと同じです。 |