Windchill ESI サービスは、代替アイテムグループをサポートする 2 つのクラスを提供します。これらのクラスはカスタマイズ担当者による拡張の対象ではありませんが、カスタマイズ担当者が使用することは可能です。以下のクラスがあります。

AlternateItemGroup は ObjectToObjectLink のサブクラスであり、したがって永続可能オブジェクトです。AlternateItemGroup オブジェクトは WTPart (BOM アセンブリ部品) を WTPartMaster (BOM コンポーネント) にリンクします。AlternateItemGroup オブジェクトは BOM のパブリッシング時に作成されます。このオブジェクトは Windchill GUI クライアントでは使用できません。これはパブリック getter とパブリック setter がある以下の属性を持ちます。

一意の代替アイテムグループ番号。これは整数として保存されますが、2 バイトの文字列としてレンダリングされます。この文字列は数値の Base-36 の値です。

この AlternateItemGroup オブジェクトが詳細を表す親子リンクの行番号。行番号がサポートされていない場合、この属性の値は -1 になります。

AlternateItemGroupMgr クラスは、AlternateItemGroup オブジェクトを処理するいくつかの便利なユーティリティメソッドを提供します。このクラスで使用可能なメソッドを以下に示します。

指定された PartUsageInfo オブジェクトに基づいて、AlternateItemGroup オブジェクトをデータベース内に作成します。

アセンブリ部品に関連付けられている AlternateItemGroup オブジェクトのコレクションを返します。

AlternateItemGroup を返します (データベースに存在する場合)。WTPart を使用してアセンブリを識別します。PartUsageInfo を使用して、アセンブリ上の行番号とコンポーネントを識別します。

PartUsageInfo オブジェクトに関連付けられている部品の親子リンクに代用部品が存在するかどうかをチェックします。

渡されたアセンブリの部品作業版数と部品マスターに基づいて、代替アイテムグループを返します。行番号が渡された場合も代替アイテムグループをフェッチするクエリーで使用されます。

AlternateItemGroup ID を返します。