Info*Engine のタスク
Windchill ESI サービスは、入力と出力を提供するいくつかの Info*Engine タスクを提供します。Windchill ESI サービスをサポートするタスクを以下に示します。
ExportToJMSQueue
このタスクは、ESI 応答メッセージを JMS キューに書き込み、EAI ソフトウェアコンポーネントによるさらなる処理に必要な JMS メッセージプロパティを設定します。詳細については、Windchill Enterprise Systems Integration Open Application Programming Interface Guide を参照してください。このタスクのパラメータは以下のとおりです。
username
この必須パラメータは、JMS メッセージプロパティ com_infoengine_user の値を設定するために使用されます。
transaction
この必須パラメータには、書き込まれる応答メッセージの基になる ESI トランザクションが格納され、JMS メッセージプロパティ com_infoengine_transaction の値を設定するために使用されます。このプロパティは、パラメータを介して渡されるトランザクションの idNumber 属性に設定されます。
objectId
この必須パラメータには、パブリッシングされるプライマリビジネスオブジェクトの UFID が格納され、JMS メッセージプロパティ com_infoengine_objectID の値を設定するために使用されます。
target
このオプションのパラメータは、JMS メッセージプロパティ com_infoengine_ERPTYPE の値を設定するために使用されます。このプロパティは、パラメータを介して渡される配布ターゲットの宛先 ID に設定されます。この宛先 ID は、ESITargetUtility API getDestinationId(tgt : ESITarget) の呼び出しによってフェッチされます。
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既成では、JMS メッセージプロパティ com_infoengine_ERPTYPE はミドルウェアのビジネスロジックによって使用されません。
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type
このオプションのパラメータは、JMS メッセージプロパティ com_infoengine_SOAP_class の値を設定するために使用されます。
priority
このオプションのパラメータは、JMS メッセージの優先度の値を設定するために使用されます。
lifetime
このオプションのパラメータは、JMS によって除去されるまでメッセージがキューに保持される期間を宣言するために使用されます。
locale
このオプションのパラメータは、JMS メッセージプロパティ com_infoengine_locale を設定するために使用され、Windchill でサポートされるロケールがこれによって指定されます。
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1. このタスクは Create-Object メッセージ Webject を使用します。この Webject が必要とするパラメータの中には、JMS キュー名があります。このタスクは、Windchill ESI プリファレンス「データ応答キュー名」の値に <destination ID> を追加することによって名前を取得します。ここで、<destination ID> は入力配布ターゲットの宛先 ID です。
2. このタスクは、Windchill ESI プリファレンス「データ応答キューのユーザー名」および「データ応答キューのパスワード」から JMS キューにアクセスするためのユーザー資格証明を取得します。
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SubscribeQueues
このタスクは、JMS キューに表示されるメッセージでの Windchill ESI サービスのインタレストを登録するために使用されます。このタスクにはパラメータがありません。このタスクは以下を行います。
• TaskHelper.waitForMethodServer() を呼び出して、JMS キューからの入力を受け取る前に Windchill が適切に初期化されるようにします。
• GetSubscribeQueueNames を呼び出して、購読するキューのリストを取得します。
• 結果のエントリごとに、このタスクは、キュー名、パスワード、キューユーザー名を渡して SubscribeQueue を呼び出します。
• このタスクは、SubscribeQueue に対する 1 回の呼び出しの結果が各エレメントに含まれているグループを返します。
GetSubscribeQueueNames
このタスクは、JMS キューの名前、接続ユーザー、パスワードがそれぞれ含まれているエレメントのグループを返します。このタスクにはオプションのパラメータが 1 つあります。
groupOut
このオプションのパラメータでは、作成する Info*Engine グループの名前を定義します。指定しない場合、デフォルト値は SubscribeQueueNames です。
SubscribeQueue
このタスクは、Info*Engine Subscribe-Queue Webject を呼び出します。この Webject はグループ subscription-results を作成します。このグループメッセージはリクエストの結果です。このタスクはこのグループを呼び出し元に返します。このタスクには次のパラメータがあります。
jmsQueue
この必須パラメータでは JMS キュー名を指定します。
jmsQueueUser
このオプションのパラメータでは、セキュリティ保護されたキューに接続する際に使用する名前を指定します。
jmsQueuePwd
このオプションのパラメータでは、セキュリティ保護されたキューに接続する際に使用するパスワードを指定します。
task
このオプションのパラメータでは、条件を満たすメッセージが JMS キューで受信されたときに呼び出す Info*Engine タスクの名前を指定します。
where
このオプションのパラメータでは、キューに到着したメッセージを処理するかどうかを決定する際に適用するフィルタを指定します。Subscribe-Queue Webject へのパラメータの詳細については、Info*Engine Users Guide を参照してください。
UnsubscribeQueue
このタスクは、Unsubscribe-Queue Webject を呼び出して、JMS キューでのメッセージの受信を停止します。この Webject は、メッセージがある空のグループ unsubscribe-results を作成します。Windchill ESI プリファレンス「詳細」が「はい」に設定されている場合、このメッセージが Windchill ログに書き込まれます。このタスクのパラメータは以下のとおりです。
jmsQueue
このパラメータでは、受信を停止するキューの名前を指定します。
where
このオプションのパラメータでは、キューに到着したメッセージを処理するかどうかを決定する際に適用するフィルタを指定します。Unsubscribe-Queue Webject へのパラメータの詳細については、Info*Engine Users Guide を参照してください。