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MPMLink オブジェクトでの EAI カスタマイズのサポート
A) 作業拠点のコンフィギュレーションに従ったオペレーションの時間。
以下の例について考えてみます。
プラント/作業拠点
作業拠点カテゴリ/親子関係/標準値キー/
STD_Value_01/STD_Unit_01
STD_Value_02/STD_Unit_02
STD_Value_03/STD_Unit_03
1100/1000
001/009/SAP2
セットアップ時間/セットアップ時間の測定単位
加工時間/加工時間の測定単位
作業時間/作業時間の測定単位
1200/1200
007/009/SAP3
生産/生産時間の測定単位
セットアップ時間/セットアップ時間の測定単位
分解時間/セットアップ時間の測定単位
1300/1200
カテゴリ: 002
該当なし
該当なし
該当なし
API には、セットアップ時間や処理時間などの定義済み時間ラベルが付いたフィールドはありません。代わりに、API は以下のフィールドを使用して、時間、時間の測定単位、アクティビティタイプをマッピングします。
BAPI_ROUTING_CREATE の場合
STD_VALUE_xx に、上記のテーブルに基づいて適切な時間の値を指定する必要があります。たとえば、作業拠点がプラント 1100 内の 1000 である場合、STD_VALUE_01 はセットアップ時間であり、STD_UNIT_01 はセットアップ時間の測定単位です。
アクティビティタイプが Windchill からカスタマイズされている場合、ACTTYPE_01 にもマッピングできます。
/PTC/ZRFC_MODIFY_ROUTING の場合
STANDARD_VALUE x に、上記のテーブルに基づいて適切な時間の値を指定する必要があります。たとえば、作業拠点がプラント 1100 内の 1000 である場合、STANDARD_VALUE2 はセットアップ時間であり、UOM_FOR_STANDARDVALUE1 はセットアップ時間の測定単位です。
アクティビティタイプが Windchill からカスタマイズされている場合、ACTIVITY_TYPE1 にもマッピングできます。
デフォルトのマッピングでは、次のようにコレクションが CBO にマッピングされ、CBO が SAP にマッピングされます。
コレクション (ESIResponse)
CBO/ルーティング/オペレーション
BAPI_Routing_Create
/PTC/ZRFC_MODIFY_ROUTING
セットアップ時間
STDValue01
STDUnit01
STD_VALUE_01
STD_UNIT_01
STANDARD_VALUE1
UOM_FOR_STANDARDVALUE1
処理時間
STDValue02
STDUnit02
STD_VALUE_02
STD_UNIT_02
STANDARD_VALUE2
UOM_FOR_STANDARDVALUE2
作業時間
STDValue03
STDUnit03
STD_VALUE_03
STD_UNIT_03
STANDARD_VALUE3
UOM_FOR_STANDARDVALUE3
分解時間
STDValue03
STDUnit03
マッピングなし
マッピングなし
上記の時間では、カスタマイズを以下のように実行できます。
1) プロセス計画の作成中にオペレーションを挿入/更新する場合。
元のテーブルが、以下のように設定されています。
プラント/作業拠点
作業拠点カテゴリ/親子関係/標準値キー/
STD_Value_01/STD_Unit_01
STD_Value_02/STD_Unit_02
STD_Value_03/STD_Unit_03
1100/1000
001/009/SAP2
StdValue01
StdUnit01
StdValue02
StdUnit02
StdValue03
StdUnit03
1200/1200
007/009/SAP3
生産時間/生産時間の測定単位 オペレーション UserArea のカスタマイズの例を参照してください。
StdValue01
StdUnit01
StdValue04
StdUnit04
1300/1200
カテゴリ: 002
該当なし
該当なし
該当なし
作業拠点/プラント 1300/1200 の生産時間にマッピングする必要があるカスタマイズされたフィールドがある場合、以下のようにマッピングされている可能性があります。
上記のマッピングは次の場所で行われている必要があります。
プロセス名: ProcessDefinitions/ERP Communication/Routing/Start_CBORouting_SAPCreate_PD アクティビティ: Invoke_BAPI_ROUTING_CREATE
アクティビティでの入力マッピング: オペレーション、サブオペレーション
2) プロセス計画の更新中にオペレーションを挿入/更新する場合。
元のテーブルが、以下に示すように設定されています。
プラント/作業拠点
作業拠点カテゴリ/親子関係/標準値キー/
STANDARD_VALUE1
UOM_FOR_STANDARDVALUE1
STANDARD_VALUE2
UOM_FOR_STANDARDVALUE2
STANDARD_VALUE3
UOM_FOR_STANDARDVALUE3
1100/1000
001/009/SAP2
StdValue01
StdUnit01
StdValue02
StdUnit02
StdValue03
StdUnit03
1200/1200
007/009/SAP3
生産時間/生産時間の測定単位 オペレーション UserArea のカスタマイズの例を参照してください。
StdValue01
StdUnit01
StdValue04
StdUnit04
1300/1200
カテゴリ: 002
該当なし
該当なし
該当なし
プロセス名: ProcessDefinitions/ERP Communication/Routing/Start_CBORouting_SAPChange_PD
アクティビティ: Invoke_ZRFC_MODIFY_ROUTING
アクティビティでの入力マッピング: T_OPERATION_INSERT、T_OPERATION_MODIFY、T_SUBOPERATION_INSERT、T_SUBOPERATION_MODIFY
/PTC/ZRFC_MODIFY_ROUTING での変更: デフォルトでは、BDC の記録に使用される既成の作業拠点の詳細に従って、画面上の以下にリストされているすべてのフィールドが BDC で記録されます。ただし、その他の作業拠点では、すべてのフィールドを使用できるわけではありません。この場合、/PTC/ZRFC_MODIFY_ROUTING は "filed and field not not exist on screen" などのエラーを返します。/PTC/ZRFC_MODIFY_ROUTING をカスタマイズして、画面に存在するかのように、以下に示すフィールドに値を入力する必要があります。
デフォルトのコードマップは次のとおりです。
BDC 記録中の画面フィールド (内部)。
/PTC/ZRFC_MODIFY_ROUTING フィールド
SAP でのオペレーションの各フィールドの表示タイトル。「BDC の記録に使用される既成の作業拠点の詳細」を参照してください。
PLPOD-VGW01
STANDARD_VALUE1
Setup standard value
PLPOD-VGW02
STANDARD_VALUE2
Machine standard value
PLPOD-VGW03
STANDARD_VALUE3
Labor standard value
PLPOD-VGW04
STANDARD_VALUE4
Standard Value1
standard value
PLPOD-VGW05
STANDARD_VALUE5
Standard Value2
standard value
PLPOD-VGW06
STANDARD_VALUE6
Standard Value3
standard value
PLPOD-VGE01
UOM_STANDARD_VALUE1
Optional Provision for Unit of measure for Setup standard value
PLPOD-VGE02
UOM_STANDARD_VALUE2
Optional Provision for Unit of Measure for Machine standard value
PLPOD-VGE03
UOM_STANDARD_VALUE3
Optional Provision for Unit of Measure for Labor standard value
PLPOD-VGE04
UOM_STANDARD_VALUE4
Optional Provision for Unit of measure for Standard Value1
PLPOD-VGE05
UOM_STANDARD_VALUE5
Optional Provision for Unit of Measure for Standard Value 2
PLPOD-VGE06
UOM_STANDARD_VALUE6
Optional Provision for Unit of Measure for Standard Value 3
PLPOD-LAR01
ACTIVITY_TYPE1
Acty type for setup
PLPOD-LAR02
ACTIVITY_TYPE2
Acty type for machine
PLPOD-LAR03
ACTIVITY_TYPE3
Acty type for labor
PLPOD-LAR04
ACTIVITY_TYPE4
Acty type for Standard value1
PLPOD-LAR05
ACTIVITY_TYPE5
Acty type for Standard value2
PLPOD-LAR06
ACTIVITY_TYPE6
Acty type for Standard value3
既成の BDC 記録に使用される作業拠点の詳細:
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